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受験参考書ほどでないにせよビジネス書というジャンルが成立するのには「ビジネスに役立つ」という「手段」の側面があります。ある特定の病気を治すという目的がはっきりしており、その手段のために精製された西洋薬はある種のビジネス書に近いのかなと思います。まあエナジードリンクも結構混ざってるみたいですが(笑)。
漢方薬も現在は処方薬としての薬効が認められているものも多く、効果が強いゆえに副作用があるものもあるのですが、ここでは分かりやすく人文系の読書を「漢方薬的なもの」として対比させています。すいません、ちょっとうまいこと言おうとしました。
一方私にとっての大抵の読書は読むこと自体が目的であって手段ではありません。良く言えば「知的好奇心を満たすため」、悪く言えば広い意味での「娯楽」です。
ですので、おいおい後者が多くなるのですが、ここではビジネス書を自己目的行為的に読んでみたり、小説や伝記をビジネス書的観点で読んでみたり。そんな読み方を紹介しています。
フィクサー石原俊介の半生を描いたノンフィクション「黒幕」は大きな組織を持たなかった彼が「情報誌」の発行人という立場でありながら政界・財界・裏社会というゲームの「オセロの角」を押さえることで強大な力を得ていく様がビジネス上の「ポジショニング戦略」を見ているようで面白かったです。また時代によりゲームのルールが変わることでそのポジションが晩年は「角」ではなくなっていく様子も含めて。
皆さんコメントありがとうございました。
大室さんの表現は秀逸。しっかり漢方薬も飲みたいところです。
【読書】今のところこれまでのこのシリーズで最も面白いと思ったコラム。「著者にとって当たり前すぎることは、言語化されていない」とあるけど、マッキンゼー本やリクルート本、それから最近よく目にする「エリート本」や「教養本」などは「その筋」の人たちにとっては「あたりまえの話」にすぎない。この手の本を書く人たちは、いずれも「その筋」の主流から外れたけれども、「その筋」で身につけたもので食べていけることを確信している人たちであって、「その筋」の「伝道者」ではない。

末尾に列挙している「大室正志おすすめのビジネス書」が「大室正志おすすめの本」となっていないことが重要。文脈をふまえると、自分なりに「症状」が出ている人たちにとって「効果」のある本であって、「症状」が出ていない人たちには読んでも何の「効果」も期待できない。

出口治明や司馬遼太郎は「歴史物」や「歴史へのとっかかり」であって、本来の「歴史」ではないし「入門書」ですらないというのが私の理解。比較的読みやすい歴史入門書であれば、E. H. カーの『歴史とは何か』と入江昭の『歴史を学ぶということ』の2冊がおすすめ。
大室さんでかなりまとまった感が(笑)
漢方の方が症状が明白でないなら有効というのはとても腑に落ちる。
本を服用するという考え方は新しいと思いますが、とてもしっくりくる。最後に処方箋で処方薬と効能が書かれているので、効能をしっかり理解して、その病の時に服用したいと思う。
ビジネス書は西洋薬で文学や哲学は漢方薬とは面白いたとえ。用法用量には注意しましょう。確かにね。
ここまでこの特集を読んできて思うのは、ビジネス書が役に立つかは、自分次第という当たり前の結論。
問われるべきは自分にその一冊を読む資格或いは必要性があるかであって、ビジネス書そのものが意義を問われるべき話ではないと思う。
いろんな人がいろんな言葉で”ビジネス書”についての考えを述べていて、すごく面白い。

すごく共感したのは、目的意識の部分。
自分のなかで今と昔で本にたいする姿勢で、違うのは目的意識の部分だと思っていて、圧倒的に今の方が読んだときの”損した感”がない気がする。

以前はなんとなく、はやっているっぽい本を読みあさっていたことがあったけどは、大概読んでも「ふ~ん・・・」で終わっていた気がする