ニューヨーク・タイムズの最新デジタル戦略

コメント

注目のコメント

• 梅田 優祐

  月7.99ドルの料金で開始した「NYT Now」が会員が集まらなかったため、無料に転換するとの事。今後のビジネスモデルは未定。大手メディアの中で最も先頭を走ったチャレンジをしているからこそ、多くの試行錯誤が続きます。
• 湯浅 エムレ秀和

  Globis Capital Partners Director

  ・2015年04月30日

  将来的には、メディアは制作に専念して、配信はSmartNews，FB，Twitterのようなプラットフォーム任せるか、NewsPicksのように制作・配信・課金を垂直統合するしかない。ユーザーのホーム画面に入り込めるニュースアプリは1つか2つだろう。
  NYTほどのブランドがあれば、紙媒体と同様にデジタルでも垂直統合出来るはず。ただ、遅すぎるとプラットフォームに奪われてしまう。
• 尾原 和啓

  経済大臣世耕さん推薦書アフターデジタル副著者、Kindle unlimited 2018年間トップ フューチャリスト、元楽天 執行役員 、Google,McKinsey 現13職目

  ・2015年04月30日

  良いヒント
  「ひとつは、パソコンの世界はマルチポイントの世界だということ。つまり報道機関のホームページにはいくつもの記事が表示されていて、100本記事があれば100のエントリーポイントがある。
  
  これに対して携帯端末の世界は、数よりもシークエンス的な流れが重要になる。つまりパソコンと携帯端末では、読むというエクスペリエンスが非常に異なる。
  
  また携帯端末は、よりクローズドな環境を提供する。たいていの人はひと握りのお気に入りのアプリですべてを済ませようとする。こうした環境でフェイスブックやグーグルのようなディストリビューターがもつ支配力は、パソコンでの支配力よりもずっと大きい。
  
  これらのディストリビューターは、数億人という莫大な読者のポテンシャルを抱えている。だからその環境でどうプレーするかをよく考え、持続的なビジネスモデルをつくらなければいけない。」