【南場智子】いま私が22歳だったら、絶対マッキンゼーには行かない

2015/4/27
就職活動には、まったく興味が湧かなかった 
私は新卒でマッキンゼー・アンド・カンパニー(マッキンゼー)に入社したのですが、その当時は就職するというイメージを持つどころか、「社会に出るって何?」という感じでした。やりたいことなんて、何もなかったんです。
ひとつだけ思っていたのは、「とにかく一生懸命に働きたいな」ということだけでした。ちょっと格好悪い話ですけどね。
私は、津田塾大学4年生の夏から1年間アメリカに留学したため、日本に戻ってきた時には友達のほとんどが卒業していました。そのため、就職活動の時期に、周囲に意見を聞くことがあまりできませんでした。
留学の経験から、「経済学を究めるのもいいな」と思っていたので、学者になる道も考えました。でも、「今から受けられる大学院あるかなぁ」と思うレベルで、非常に漠然としたものでした。
そうしている間にも、周囲の学生は就職活動のために「リクルートブック」をあさるように読み始めました。