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企業再生手続は少し分かり辛いため、スカイマークのプレスリリース(2/5, 2,26, 4/22)に基づき現状と今後のプロセスの整理を試みる。
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スカイマークはまだ株式を減資しておらず、また、インテグラルはスカイマーク株式をまだ保有していない。
インテグラルは、DIPファイナンス(Debtor in possession finance)という、民事再生申立から手続終了までのスカイマークの資金ニーズに応じるための融資を実行している状態。

本件では、再生計画案が5月29日に提出予定とされている。再生計画は、債権者による債権者集会にて可決されると、裁判所が認可決定する。債権者集会での可決要件は、出席債権者の頭数過半数かつ債権金額総額の2分の1以上とされる。スカイマーク/インテグラル/ANAによる基本合意書に沿った再生計画案が可決・認可されると、1) 既存株式の100%減資が行われ既存株式は失効となり、2) スポンサー陣(インテグラル、ANAなど)が出資割合に応じて総額180億円の増資を引き受け、そして3) 増資資金をもってDIPファイナンス等が返済される、というのが会社及びスポンサー陣の計画。
(もし債権者において、スポンサー陣が頼りないとか、増資金額(バリュエーション額)が小さすぎるといった不満があるのなら、再生計画案が提出される前にスポンサーと交渉するか、最後は債権者集会にて反対票を投じれば良い。)

なお、既存株主は、債権者集会で100%減資を含む再生計画が承認されたとき、一定の場合には株主総会を通すことなく、100%減資を甘んじて受け入れるしかない。一定の場合とは、スカイマークが債務超過であり、裁判所の許可を得た場合。これは、債権者について再生計画の中で権利の不利益変更(債権放棄、金利変更、貸付期限の延長など)がなされる予定である以上、これに法的に劣後する株主についても再生計画で権利の縮減が行えるという趣旨による。

余談であるが、あまり定義されずに日々使用されている「倒産」という言葉はリーガル用語ではない。帝国データバンクでは、倒産データベースを作成するうえで、銀行取引停止処分時や法的整理開始時等のいずれかに該当する場合には「倒産」としている。したがって、本件では民事再生手続が始まっているため、立派な「倒産」である。
http://www.tdb.co.jp/tosan/teigi.html
スカイマークが100%減資を実施して、前の経営陣とか株を持っていた人たちは100%失いました。インテグラルが50%持っているのは、どのような手続きでとったのか少し疑問です。

そして、ANAが19.9%出資をしてスポンサーになりました。

基本的には何回も倒産してもおかしくないスカイマークですが、羽田の離発着権を持っているので、ANAはのどから手が出るほど欲しいわけです。

本来なら、一回ちゃんと倒産させて、そのあと管財人が没収するとしないとおかしいのではないでしょうか。今のところマイナス3000億円の債務超過ということなら、これは手続きが違うのではないかと私は思います。
1.現状、まだ民事再生手続の再生計画案策定中、インテグラルもANAも株主ではない。2.民事再生申立時、再生計画実行の際に融資が株式に転換されることを確認できたので融資した。:これを機に、少しでも民事再生の手続きが理解されればと思います。
まあ完全にバッタ屋だよね。やってることは。火事場泥棒とでも言おうか。
企業再生の手続き(大前さんがコメントされているインテグラル出資と既存株主の100%減資)に関しては、AKIさんのコメント参照。こういったコメントは本当に助かります!キーは、どのタイミングでどういった手続き・プロセスが行われるのか。
大前氏が何が批判したいのか、全然よくわからない。法的整理手続に乗ってますが。。。。民事再生制度そのものに対する批判?
大前研一氏ほどの人が誤ったコメントしていて非常に驚いた。佐山氏は当事者として誠実にコメントしている。よく当事者はポジショントークだなんだと言われるが、現在のように専門性が高く知識ビジネスマン層がリードする時代には、浅いマスコミではなく、当事者の発言の重みが増している傾向がある。
スカイマークの事業の再生と日本の航空業界の発展のため大いにお力になられることを切に願います。期待しています。
インタビューをしたが出稿前にANAのスカイマークへの出資が決まってしまい、行き場がなくなってしまった記事をお蔵入りにはできず、仕方なく今出してきたという印象しかない記事。そう事情があるかは分からないが、この時と今の立ち位置が違いすぎてあまりに意味のない記事になっていると思う。潔くお蔵にしてしまった方が良かったと思う。
スカイマークの独立性に配慮されていることは分かったが、会社再生への道筋がはっきりしない。出資なしで、再生「支援」はできませんか?
ところで、コメントされる方は民事再生手続きを復習してからされた方がよいです。
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時価総額
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業績