大学無償化で「あと2人産もう」となるわけがない岸田政権の子育て支援策はなぜハズしまくっているのか
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日本の政治は「優先順位」を付けることが本当に苦手に見える。
描く未来から逆算した主要課題/論点に優先順位が付けられないから、課題解決の施策は検討を重ねるほど「総花的」になり、いつの間にか施策それ自体が目的化する。気づけば、本来目的の達成にほとんど寄与しない複雑な制度が出来上がってしまう。
物事をシンプルにすることは決して容易ではない。しかし本気で解決したい問題、実現したい未来があるなら、まずはそれを最優先とした設計をしないと成果には繋がらない。優先順位を決めるということは物事に優劣をつけ、劣後させる事項を削ぎ落すこと。当然そこではコンフリクトも生じるが、目的意識を共有し、逃げずに泥臭く働きかけ、組織の目線と行動を揃えていくことこそに労力をかけるべきだろう。それこそが本来的な「適切な対応」と思う。やらんよりマシ。
本当は90年代に少子化対策しないといけなかった、と現政権に言っても仕方ないですからね…。
とはいえ、今後も判断が遅れる事が繰り返されるなら、それは何も学んでいないだけ。
少なくとも、政治がずっと後手後手なのは事実だと思うので、迅速かつ強気な意思決定ができる強い政権を望みます。
移民は…優秀な人が集まるような教育環境がないまま、安い賃金の労働者ばかり増えるのはどうなんだろ?差別的な話抜きで政策の筋が悪い気が。
子育て支援も教育立国を目指すも長期投資、国力が落ちていく中だとジリ貧になっていく。少子化が喫緊の課題であるのは間違いありません。
そこへの税金投入もほとんどの方が納得すると思います。
でも現実の問題を知らず、目指したい方向が定まってないからか、打ち手が間違っているように思えてなりません。
「子供を増やすには?」という問いの上段である「どんな国にしていきたいか?」という方向性を設定し、それを踏まえて問いを細分化し、現場に現実を知りにいき、施策が役に立つかを判別して、優先度を付けて実行するべきだと思います。
(当たり前のことしか言ってませんが…)