Suica以上のメリットがあるの? 鉄道各社が「QRコード乗車」に力を入れるワケ
コメント
注目のコメント
まだプロトタイプだからかもしれないけど、QR改札機はレーンを分けないとつっかえそう。13.5°の話を思い出した。
あらためてSuicaの話でもしようか|山中俊治の「デザインの骨格」
http://lleedd.com/blog/2010/11/25/suica_1/タイトルに興味をもって読んでみたが、なるほど「QRコード決済」というよりも直近では「QRコード」の活用事例と読み取れる。
鉄道利用のユースケースでは、大きく「運賃の支払い(決済)」と「支払い証跡の確認=乗車の許可(認証)」がある。
かつて駅員の方が改札でハサミで切符に切り込みを入れていた時代は、「決済=券売機もしくは窓口での切符購入、認証=改札で切符確認」だった。これが昨今の交通系ICカードでは、実質的に「改札機の出入りで認証・決済を行う」処理がなされている。クレジットカードのタッチ決済対応も、この処理セットを前提とした来日観光客向けの代替手段だろう。(記事には「導入費用は安い」とあるが、決済手数料負担は決して安くはないと思われる)
ただしこれでは、企画乗車券のような複数要素をあわせもつ乗車パターンには対応できない。よって、QRコードを活用して「決済=事前のクレカ等でのWeb購入&QRコード発行、認証=改札でORコード読み取り」を実現しているようだ。「QRコードを利用した電子切符」ということか。
QRコードは仕組みとしてはシンプルだが、オンラインとオフラインを繋ぐ便利で柔軟性のあるインターフェイスとしての地位を確立している。半導体不足によるICカードの新規発行が制限されるなか、QRコードによる新しい決済が広がっていくという話。
日本でも、美術館や水族館などの施設のチケットをネット上で購入し、QRコードが入場券代わりというのはよく見かける。
クレジットのタッチ決済は、バンコクに行ったときに一部の地下鉄で取り入れられていて、乗る際に一度使いました。
バンコクでは通勤時間帯は、チケットを買う人で券売機前に大行列ができ、なかなか大変だったので、タッチ決済が気軽に使えるようになると、利便性はあがると思う。
通常チケットはタッチ決済に置き換わり、企画乗車券がQR決済に置き換わっていくのかもしれないが、決済方法が多様化することでの弊害がないのかは気になるところ。