米FRB利上げ見送り 3会合連続 来年少なくとも3回利下げ見通し
NHKニュース
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注目のコメント
ここまでハトになるとは驚きです。FRBはこれまでデータ次第を強調してきました。しかし実際には、データを見る前に2024年の金融政策の方向性を示してきました。今回も明確にそうしました。私はこれはある意味で相場操縦と呼んでよいと思います。ポイントはそこまでしてFRBは一体何をしたいのかにあります。来年の経済のソフトランディングのためには、コア物価が目標の2%を大幅に超える4%近くであっても、原油価格の下落で表面物価が2%近傍になった時に、実質金利の調整で利下げしたいのだと思います。FRBは、市場にこのシナリオを織り込ませたい、と考えているのだと思います。
FOMCの結果が発表され、政策金利は予想通りに据え置かれましたが、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)で来年末時点の金利予想の中央値が4.625%(4.50-4.75%示唆)となっており、これは現行から計0.75%の利下げを見込んでいます。
市場は、そこまでの利下げは想定していなかった状況。
また、声明でもこれまでの「必要なら追加利上げ実施」のところを「その度合いを精査する」に変えています。
FRBは姿勢を市場の期待に傾け、ハト派サプライズとなった印象が強いです。
これを受けて短期金融市場では、来年の利下げ幅を計1.50%近くまで織り込む動きが出ています。
米国債市場では政策金利に敏感な2年債が一時0.3%ポイント急低下する場面も見られました。
〜正直チョット織り込み過ぎる様なwインフレ見通しも下方修正されて、明確にハト派化しましたね。
パウエル議長は利下げのタイミングも協議した旨の発言もしてますので、急速に金利低下・ドル安・株高が進んだのも頷けます。