ハイエンド学生の恐ろしき情報力。本命はあの企業

2015/4/21

早くやったもの勝ち。大学1年から動く

東京大学や慶應大学などハイエンド大学生の“就活スタートダッシュ”は凄まじい──とは、新卒採用関係者の間で、よく聞く話だ。
2015年は就職活動の解禁時期が3カ月繰り下がり、選考は4カ月遅い8月1日からに変更された。ところが内定は例年通りの10月。よって、実質的な就活・採用活動の期間は“表向き”には、たったの2カ月しかない。
ところが、ハイエンド就活生の多くは、「早くやったもの勝ちが、就活成功の鉄則。大学2年生から、早い人だと大学1年生から動き出す」(就活塾など学生向けのキャリア支援を行うアルファ・アカデミーの代表取締役入住壽彦氏)と言う。
前回も書いた通り、外資系や大手日系広告会社、コンサル会社などのサマーインターンで企業人事に「見所あり」と目をつけられ、年が明けないうちに(2015年の就活の場合2014年内)に内定を獲得しておく──そんな究極のハイエンド就活生もいる。