バブル水準の予測から1000万超の雇用創出 「失われた20年」の思いがけない遺産 | スイスの視点で日本のいまを読み解く
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注目のコメント
四回の連載の最終回です。またしても興味深い分析。
今回の連載を行こうと決めた理由は、この記事の私のこの発言に要約されています。
「この20年間、日本のメディアではブリントさんのいう「例外的問題」が過剰に注目されてきた印象があります。ときには現実が誇張されて語られ、一部の政治家が国民にアピールするためにその流れに乗りました。メディアとしても、扇動的な内容のほうが視聴率や部数が出るという事情もあるのか、そうした事実が拡散しているように思えます。その結果、本来であれば多様な「視点」から議論するべき現実が、特定の「視点」からの理解に偏ってしまったのではないかと感じています。」
データを多面的に分析し、できるだけ多様な視点から事実を解釈することは、情報社会で自分を見失いためには、最も重要なことかと思うのです。コメント、お待ちしています!
<追記>三上さんのコメントにだけご返信を。私は幼少時代は夜ご飯がミロの粉末だったりとか、結構貧しい生活をしているので、お金がない生活は未経験というところは事実誤認ということだけ。誤解が広まると困りますので(^^;めちゃくちゃ面白い。過去分含めて一気読み。あまりに一般的な思い込みを覆してくるのでまだ自分の中で消化できてないけど、この事実をちゃんと消化できたら一歩ちがう視点を持てそうと感じた
なにより、雇用が増えてること、それも正社員が減ってないこと。その中でも女性の正社員が増えてること、非正規(特に女性)の給与が増えてることなどは、非正規の増加は実は大学進学率の上昇の結果なのではというこなどなど、ちゃんと構造的に理解したいですね
一つの要因は、雇用はサービス業で増えてるだろうから、残念ながらサービス業の生産性が低いことはありそう。また、共働きが増えてることをあわせて考えると、一人辺りの所得は落ちても、世帯年収的には落ちてないのかも知れない。一種の社会全体でのワークシェアをしてるという感じでしょうか雇用者数の変化のグラフはまさに衝撃。 従来雇用を維持していたより、派遣など柔軟性ある形を導入したお陰で正規雇用維持と総雇用者数の純増。ふーむ。単純に団塊の世代800万人が引退せずにもたついてるだけだったりしたら笑えないですが。。。少子化の時代、親が子供への愛をもって安定を求めバッドスパイラルはあかんですね。
イノベーションを産み出す社会、グローバル化を楽しむ日本!は個人的には大賛成。