アマゾン、マイアミでオフィススペース物色-ベゾス氏は移住を計画
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カリフォルニア、オレゴン、ワシントンといった米国西海岸の州はテック企業の発展と増加で、経済の好循環から、都市圏における物価高騰と人口飽和による住みにくさへとフェイズが変わってしばらく経ちます。
その移転先としてテキサス州オースティンが挙げられますが、こちらもTesla、Appleといった大企業が進出して、人材流出を防ぐために、他の企業が追随する流れが続きます。オースティンに移り住みたいと社員が思った時、そこに自社のオフィスがあれば異動ですが、なければ転職となってしまうからです。
そもそもジェフ・ベゾスがワシントン州でアマゾンを創業した理由は、安いセールスタックスを生かせる点でした。もちろん創業の知への思いはいろいろあると思いますが、リモートワーク前世の現在において、より魅力的な本社の場所を選んで移動できるフットワークの軽さ、変革への積極さなどは評価すべきではないでしょうか。Teslaもテキサスに町のようなオフィスを構えると先日発表したところでこのニュース。
サンフランシスコ、シアトル、シカゴと誰もが想像するエリアにIT企業が集中してたのが、どんどん国内に広まっていきますね!
とはいえフロリダは田舎ではなく、(NYに比べれば田舎ですが)温暖な気候とトロピカルな雰囲気に、憧れのリゾート地として有名。
従業員からすると、ラッキーと言いたくなる経営選択ではないでしょうか。(私もテキサスよりフロリダが良い)記事と見出しだと印象が違う。ベゾス氏がフロリダ引っ越しを考えるなかで、そのためのオフィススペースに見える。Amazonほどの企業で5000㎡にもならないオフィススペースなんて…
経営者も個々人としての自由はある。ただ個人的には、最近のベゾス氏はあまり好きになれない。
創業からずっとシアトルでやってきて大きい存在になっている。会社から完全に離れる意思決定をしたならともかく、CEOはジャシー氏にゆずったものの取締役会長。創業者かつ筆頭株主だから、普通の取締役会長を超えて事業自体も含めて、最大の影響力を依然持っている。事業ではないところでこういった会社への影響の与え方というのは、自分はカッコいいとは思えない(あくまで個人の好き嫌い)。