【最新】「金利ある世界」で住宅ローンはこう変わる
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モゲ澤です。今回も住宅ローン金利を解説させて頂きました。お読みいただきありがとうございます。
日銀の利上げまでまだ距離があると考えていますが、もし金利が上がったとしてもゼロ金利が当面続くでしょう。ゆえに
・繰上返済は不要
・固定金利にする必要はない
と考えています。
今後、ネットを中心にあおり記事がたくさん出ると思いますが、しっかりと判断の軸を持って、慌てずに行動したいものです。すごくわかりやすい記事でした。金利云々以上に、過度な資産性を期待せずに必要な時に買うべしというのが重要と更に痛感しました。
最近、RFSに掲載された論文で、住宅購入でリターンを出している層、損しやすい層についてのマイクロデータを用いた研究があります。ファミリー層は、シングル女性男性層に比べてパフォーマンスが悪いと。理由は、購入タイミングが出産や進学に左右されてタイミングだけで購入意思決定ができないからとか。
そりゃそうだよなと。私もですが、ファミリー層は損はありうるの前提に買いたい時に買うが一番かもですね。
とほほ金利が上がるか下がるか、不動産をローンを組んで買う時にとても気になることですが、アドバイスを求められた時に、私は基本的に気にしすぎないことを薦めています。
もう金融危機から15年、バブル崩壊からだと30年、金利が上がった経験をしたことがない日本では不思議な感覚になってしまいましたが、、、世の中の普通はインフレです。
世界との依存度が高まる現代において、日本の特殊環境が35年後にどう続いているのかなんて、一般的な世帯にとって自分たちではどうにもできないことです。
そんなことを気にしても気が滅入るだけですので、それよりも新しい家で、家族との新しい生活をどうしていくのか、自分たちでどうにかできることに時間を使うのが懸命です。
うまく行く時もいかない時もありますが、それは自分一人でどうにかできることは、ことマクロ環境についてはたかが知れますので、貸してくれるなら借りとくということでいいでしょう。借りれない分は頑張って稼ぐ、それだけです。