中国、政策金利を維持 3カ月連続、景気見極め
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中国の景気は不透明な状況が続いていて、毎月の経済統計発表で一喜一憂しているわけですが、当局はなるべく利下げせずに乗りきろうという姿勢が明確です。元安を避ける、銀行の利益確保あたりを念頭に置いたものですが、利下げしないかわりに土地融資プラットフォームの債務を長期低利の銀行融資に切り替えるなど銀行への圧力も高まっています。この当局の判断が正しいかどうかは現時点ではわかりませんが、この態度を続けるかぎり今の不景気“感”は長くなるでしょう。
中国人民銀行は、利下げにはかなり慎重な姿勢ですね。景気判断が楽観的な物言いだった点は気になります。
ところで、流動性は、公的部門の起債続きで、かなり逼迫しており、それが資金供給増加に繋がっているようです。