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マイクロソフト(英語: Microsoft Corporation)は、アメリカ合衆国ワシントン州に本社を置く、ソフトウェアを開発、販売する会社である。1975年にビル・ゲイツとポール・アレンによって創業された。1985年にパソコン用OSのWindowsを開発。1990年にWindows向けのオフィスソフトとしてMicrosoft Officeを販売。 ウィキペディア
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Apple Inc.(アップル)は、アメリカ合衆国の多国籍テクノロジー企業である。カリフォルニア州クパチーノに本社を置く。デジタル家庭電化製品、ソフトウェア、オンラインサービスの開発・販売を行っている。 ウィキペディア
時価総額
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業績



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一方で、なぜ、取締役会がこんな動きをしたのか。実は解任要求をしたメンバーらに共通する「哲学思想ムーブメント」の背景があったことも、徐々に明らかになりつつあります。
イリヤ・サツキーバーの直近の社内での立ち位置変化を含め、その「伏線」を追ったレポートです。
その一つは独裁者がAIを世論操作やサイバー攻撃に悪用して、AIが実践を重ねる中で自己進化が進み、いずれ制御不能に陥る、というものです。AI技術の発展だけでなく、社会のIT依存がさらに進むこともシナリオの条件でしょう。
少なくともIlyaは人類で現状の”AI”を最も理解している1人であると思われ、そんな彼が抱く危惧はむしろもっと丁重に扱われるべきもののような気がします。
少しそれますが、SF作品って未来がどうなるかの参考資料みたいに扱われることがありますよね。
でも多くの作品で、ハードが先に進歩して、ソフトの発展がちょっと渋い(ポンコツロボットがだんだん賢くなってみたいな)展開がよく見られますよね。
昨今の状況は、これとは質的にかなり異なる気がしています。先んじてソフトの完成度がものすごい勢いで高まりつつある。
利益を追求するような動きを無意識的に賞賛するのではなく、僕らは Ilya のようなトップ人材の考えに触れ、あらゆる可能性をたくさん想像しなきゃいけない気がします。
ポイントは、解任報道の当初からコメントしているが、この哲学部分にも関係するのが2019年に書かれたOpenAIのミッション(下記)で、それを書いたのはブロックマン氏とサツキーバー氏であり、アルトマン氏ではないという点。だから、サツキーバー氏含めた取締役会としてはアルトマン氏は解任、ブロックマン氏は取締役からは外れるが会社に残るという構造を作っていた。
https://openai.com/blog/openai-lp
オープンAIのCEO退任 アルトマン氏事実上解任か
https://newspicks.com/news/9207148?ref=user_100438
ただ、下記でコメントしたように、ブロックマン氏が辞めたのは、きっと想定外だったと思う。
【最速解説】なぜ「ChatGPTの総帥」は、追放されたのか
https://newspicks.com/news/9209394?ref=user_100438
そして、この哲学からの乖離で、記事にあるようにAnthropicに一部のメンバーは独立して、そこにAlphabetとAmazonが投資している。
下記でシナリオプランニングを妄想的にしたが、もしアルトマン氏らが戻ってくればサツキーバー氏はAnthropicに移る可能性も一定あろう(競合回避条件とかは気になるが)。
オープンAIのアルトマン氏復職交渉が暗礁に-取締役会の役割で
https://newspicks.com/news/9212305?ref=user_100438
Appleのジョブズ解任劇は本人の招いたことでもあったと思うし、次元が違うとは思う。(ジョブズは確かにその頃経営に混乱を招いていたし。)
もし、思想対立だとすれば、サム・アルトマンが資本主義的な方向性でそれがAGI時代に突入した時にブレーキ無しで突っ走る可能性があり、止めたくなった、という筋書きもわかる気はする。
生成系AIで既に私たちが目にしていることですら、未来的な技術だと感じるわけで…
一つだけ確実なのことは、取締役会の構成メンバーは強烈な力を持っている、ということですね。