スウィフトさんリオ公演で死者 熱中症か、1000人倒れる
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ライブが行われたリオに住んでいます。今日はようやく少し涼しくなりましたが、ここ数日間の熱波は稀に見る異常な暑さで、ちょっと外にいるだけで汗が溢れ出てくる気候でした。
このライブが行われたのは本田選手も一時期在籍したリオの古豪サッカーチーム、ボタフォーゴのホームスタジアムで収容人数は4万5千人。コンサート開催時はグラウンド面を開放して7万人の観客が入ると言われています。
当日ライブを見に行った友人の話によると、より舞台に近いスタンディングエリアは熱狂的なファンが多くすし詰めの状態で、悲鳴とも言える熱狂的な大歓声がずっと聞こえていたと言っていました。
テイラーは公演中に観客からのWater!Water!というコールに応えてペットボトルの水を舞台近辺のファンたちに配ったようですが、想定外の状況で到底本数が間に合わなかったのでしょう。
ブラジル国内のサッカーの試合ではペットボトルもキャップを外せば持ち込み可であるため、今回何故に持ち込み不可にしたのか理解に苦しみます。亡くなられた方のご冥福を心からお祈りいたします。
初日の惨劇を受けて2日目のライブを延期するという発表がされたのも当日のライブ開始時間の1時間前というタイミングで、既に会場で場所取りをして待っていた多くのファンからは大クレームがあったようです。それもそのはずで、リオだけではなくサンパウロなど他の都市からも多くのファンがこのライブのためにリオに来ていました。突然月曜日に延期すると言われて見に行けるファンがどれだけいるでしょうか。
昨今ブラジル国内のチケット価格が世界の他の国と比べても引けの取らない金額になったこともあり、大物アーティストがこぞってブラジルで公演を行うことが多くなりました。ここ2ヶ月の間でも、Red Hot Chili Peppers、Alanis Morissette、The Weeknd、Bruno Mars、Foo Fighters、Maroon 5、Evanescenceなどが来ており、年末にはポール・マッカートニーも来ます。
今回は異常気象が原因であるとは言え、運営会社の対応があまりにもお粗末であることは否めません。運営会社もワールドクラスになってくれることを切に願います。『ソーシャルメディアでは、飲料水の持ち込みが禁じられていたとして抗議するファンの声もあった。』
公演会場での飲料水の値段が知りたいね。