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私はある雑誌で書いたのですが、これの将来は結構暗いんじゃないかと思います。

アメリカにとってみると、1000万人を超す非常に貧乏で文明的にも50年は遅れてしまったキューバのような国があるということは、経済的に見たらある意味売れるものがあるということなので、嬉しいと思っているかもしれません。

しかしキューバというのは独自の産業がない。となると、プエルトリコ化すると思います。今、プエルトリコはアメリカの準州で議会にオブザーバーを送り込んでいます。過去にプエルトリコは51番目の州になるかどうかという投票を2回もやっており、いずれも「NO」でした。

私は将来的にはアメリカの州になる可能性が高いと見ています。なぜなら、独立してやっていくというのは結構大変だと思うからです。

今までのようにキューバが世間から隔離した中でやっていくことはできますが、ひとたび、いい生活を享受すると隔離した中でやっていくのは大変だと思います。

また、アメリカ帰りのピカピカに教育を受けた人たちが、母国の利権を見たときには非常に荒れると思います。そこから先はやはり、大変になるでしょう。

もうひとつは、そうなってきたときに、キューバのカストロ兄弟は命が狙われるという状況になってくると思います。なので、カストロ兄弟がアメリカに亡命することもありえるかもしれません。

ということで、雑誌に書いた長い物語を短く書くと、上記のような感じになりますね。
正直何が一番驚いたかというとカストロ兄弟(88歳と83歳)がまだこうした表舞台でキューバを仕切れているということ。逆に言うとそもそも国家リーダーとなる後継者がいないということなので彼らが亡くなれば否応がなく民主化されるだろうけど。
数年前にキューバに行ったけどアメリカ人観光客もかなりいた。メキシコかカナダ経由で入る。キューバも心得ていてパスポートにはハンコは押さない。また、アメリカとは国交は無いが、日本やヨーロッパとは普通に前から国交がすでにある。観光客が泊まるホテルなどは既にほとんどが欧州資本だ。だけれども世界でも下から数えたほうが早い最貧国一つなので、アメリカと国交回復したからといって突然発展するとも考えにくい。
日本ではいくらでも手に入るキューバ産の葉巻が、アメリカでも合法的に手に入るようになるというメリットはある。
あとキューバは知られざる資源大国でもあり、この辺は技術力のなさから開発仕切れてない。専門的なことは分からないが、天然ガスも石油も出る。中国がすでにかなり利権には入って手伝っているのでアメリカとしては巻き返したいのかもしれない。
キューバがアメリカの州になる可能性があるのであれば、ジャマイカやハイチも同じではないでしょうか。そしてアメリカの公用語がスペイン語になります。
記事からも、コメントからも、アメリカ、キューバ両国にとって、メリット・デメリットがはっきりとあることが分かる。これまで敵視してきた国と、敵視されてきた国が国交を正常化したからといってすぐにバラ色の未来があるとは思わないが、遠い未来に良い景色が待っているように政治がしっかりとした仕事をして欲しい。
【国際】外交を行う上で基本的かつ最も重要なのは、コミュニケーション・チャネルを持っていることである。外交的成果が上がっているかどうかは別として、オバマ政権はキューバ、イランといった国交を断絶している国家とのコミュニケーションを怠らないという姿勢を貫いている点は評価できる。単純に衝突があることと、コミュニケーション・チャネルを確保した上で衝突があることは全く異なる。前者の場合、悪循環を招きやすいが、後者の場合悪循環を断ち切る装置を持つことになる。