世界で最も厳しい日本の「パイロット精神検査」でもスルーされる恐怖

コメント

注目のコメント

• 大室 正志

  大室産業医事務所 産業医

  ・2015年04月14日

  実際は健保組合と会社は独立した組織ですが、自社健保の場合理事長が現人事本部長を兼ねていたり、事務長が元総務部長だったりするケースもあり、『誰がどんな薬を服用しているか』を知りうる立場にあります。これを嫌ってHIVの社員が保険を使わずに自費で治療し生活に苦しんでいたという例もあります。パイロットは搭乗手当がなければ給料が大幅にダウンしてしまうので、メディカルチェックではねられることは家庭を支える方も多いので死活問題なはず。健康問題の制度を見直すことは大事ですが、いたずらに厳しくすると今回の病歴隠しのうな事態につながる恐れもあります。また病気になっても健康保険を使わずに自費で通院などますます『闇に潜り』配慮ができなくなる可能性さえありえます。そうなってくると今度は眠気の増す抗不安薬を服用してないかとか抜き打ち尿検査でもしないといけなくなってしまいます。
  まさかそこまで！と思われるかもしれませんがエクソンモービル社では８９年のタンカー事故で莫大な被害を蒙った原因の１つが船長のアルコール飲酒であった反省から、その後世界中の社員に対してローカルの産業医立ち合いの元抜き打ち尿検査が行われていました。
• 佐藤 留美

  NewsPicks編集長

  ・2015年04月14日

  今回はドイツ機墜落で話題の「パイロットのメンタルテスト」について。逆噴射事件以来、日本は世界一といっていいほど、精神検査が厳しいとは知りませんでした。それでも、メンタルに問題があるパイロット登用を防ぎ切れない現実とは？
• 堀江 貴文

  Interstellar Technologies K.K. Founder

  ・2015年04月14日

  これは深刻な問題