「ブランド価値」を削り続けるシャオミのこれから
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注目のコメント
解けたシャオミマジック。希薄化するブランド価値。遅かれ早かれ魔法が解けるのはわかりきっていたこと。むしろよくここまで持続したなと。そんなことより、シャオミが創ろうとしている世界観へのワクワクの方が大きい。
"今のシャオミが目指しているのはライフスタイルの構築だ。ユーザーのありとあらゆる分野に入り込もうとしている。その細やかさは毛細血管クラス。ユーザーをMacbookやiPad、iPhoneといった3点セットに絞り込もうとしているアップルよりも、またソニーやサムスンの家電セットよりもさらに細かいレベルだ"とても面白い議論
怒濤の新製品ラッシュをシャオミの快進撃と見るか迷走とみるか、評価は別れるところ
雷CEOになったとしたらどうするか、絶好のケーススタディですね
新製品はそれぞれ独自のユーザー視点は入ってるものの一気に買い換えが起こる類いのものも多く成長スピードは遅いはず
普通に考えればアップルのようにスマホを起点にしたモバイルでの垂直方面でのエコシステム作りに注力するのが自然な気がするのですが、そちらの動きはあまり見えず(知らないだけかもですが)水平方向に向かってるように見えるのは、垂直方面の難しさがあるのかもしれませんルーター、コンセントタップ、モバイルバッテリー、体重計。まったく予想外の新商品が仕掛けられている。個人的には、極めていいところに目を付けたと考えている。誰もが、あまり付加価値を感じてこなかったところ、すなわち競争上、魅力にかけ、動機にも乏しいニッチ市場だった。ところが、必需品でもある。「どうせ何でもいいなら、シャオミだ」と選択しえる製品群なのだ。二つ、三つとそろえているうちに、色々なもののファーストチョイスが自然とシャオミになってくる。気付いたら、あれもこれもシャオミで取り揃えようという心理に染まってしまう可能性すらある。昔、SANYOにit'sシリーズという一人暮らし用家電の統一ブランドがあった。これも同じ狙いだったが、個々の家電製品が魅力的かどうかという点で、失敗してしまった。競争が激しい分野を横断的にブランド化しようとすると、掃除機で負けたり、冷蔵庫で負けたりして、他の「it's」製品全体にも悪影響を与えてしまうものなのだ