客室数ワースト1位:増える宿泊者、減る旅館奈良
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注目のコメント
記事によると、奈良の旅館減少の背景には、建物の耐震化や景観・高さ規制があるとしています。他にも修学旅行生の減少などにより国内向け需要が減少したのもあるでしょうね。
確かに、奈良は客室数の少ない宿・旅館が多いです。ただ、奈良や京都にとって景観は「命」です。アジアンティックな雑然とした街並みを見せられては、古都のイメージを持ってやって来る外国人観光客にはガッカリです。奈良のイメージに合った宿をいかに増やせるかが、今後の課題ではないでしょうか。古都トレドや鎌倉は景観を守り、決して大型ホテルを認めません。それぞれ、マドリッドや東京に宿泊施設があるからです。大阪までの距離を考えれば、外国人には同じ地域です。宿泊統計では埼玉とブービー争いをしていますから、地元経済界は経済効果を考えるのでしょうが、私は反対です。宿泊収入に頼らなくてもよい、文化を売るビジネスモデルを関西圏全体で考えるべきです。