「八紘一宇」を使った理由を三原じゅん子氏が説明「他の言い方があったのでは」との声も
コメント
注目のコメント
浅はかだと思う。しかも、メディアから注目を浴びるために、確信犯的に用いたというのだから始末が悪い。わざわざ、靖国神社訪問を公言して、政治家の身分で参拝するのと同じ、売名行為だ。また、「八紘一宇」という言葉が素晴らしいとも言うが、本当にその言葉の意味を理解しているのだろうか。本義は、善徳なる盟主の存在が大前提で、かつ周囲を征服していく過程が含まれる。昔、共産主義という理想郷が唱えられ、革命を良しとした思想とも似てくる。その結果が何をもたらしたかは歴史が証明している。今日的には、世界中の多様な人々が、どのように共存していくかを問われているのである。あまりにも浅はかな理解力と、目立ちたい一心の言動に、閉口してしまった。
八紘一宇はたしかに、「家族のように仲良く」という意味でしょう。問題はその「家族」の長は日本だと初めから決まっていたことです。真の友人なら、自分だけ偉そうに上座に座ったりはしません。1943年の「大東亜共同宣言」には「指導」という文言こそないものの、「協同」「緊密に連携」という表現が日本の指導を意味する。これが当時の外務省の解釈でした(吉田裕・森茂樹『アジア・太平洋戦争』p.197)。