ドイツ機墜落事故で明らかになった、コストカット主義の“隠れたコスト”
コメント
注目のコメント
昨年来、ルフトハンザではパイロットによるストが頻発している。これはパイロットの定年後の条件を会社が厳しくしようとしていることへの対抗策。現状、55歳定年、その後10年間は8割の給与が支給され続ける。ストはこの既得権益維持を目論んだもの。
ストは何度も行われており、ルフトの損失額は数百億円にも上ると思う。
German Wingsのパイロットの待遇の悪さは、ルフトパイロットの厚遇や一連のストの皺寄せでないかと感じた。医師でも免許取得時に『精神疾患（この場合主に統合失調症）ではない』という診断書の提出が義務ですがその後の提出義務は特にありません。灯台下暗しです。眠気の強い抗不安薬を服用している外科医に手術を依頼するのは中々勇気がいりますが現状では自己申告です。
パイロットでも数値化しやすい視力などは厳密に運用されている一方メンタル面のケアは不十分のようですね。医師との連携はもちろん重要ですが、うつ病は罹患することで100%パフォーマンスが落ちますので、仕事上のミスが増えたとかいつもと様子が異なる際、周囲から人事や上司に相談する体制作りの重要性を『各人に腹落ち』していただく研修なども重要です。
