英国に学ぶ、自助努力時代の「私的年金」術
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近年のNISAの導入・拡大、ジュニアNISA創設、確定拠出年金適用拡大、などの一連の動きは「公的年金はもうアテにならないけど、各自が備えるための仕組みは作っておくからね」という政府からのメッセージだと受け止めておこう。
野尻さんが仰るように英国のケースでは「英国では明確に、個人の資産形成を支援する方が公的年金を維持するよりも政府の負担は大幅に少ないと分析しています。」という辺りの割り切り方が賢いが、日本では税金=財務省、年金=厚労省と担当が分かれるので、この辺の検討が上手く行きにくそう。年金を厚労省から引き離して、年金省、あるいは社会保障省を作るといいのではないか。今の霞ヶ関は、厚労省がカバーする範囲が広すぎる。NISAも同様ですが、英国の真似をしているだけで、制度設計が中途半端なのが最大の問題だと思います。
家計の貯蓄を投資に回す方向に促していくのは良いですが、こういった政策については効率性を重視して進めていただきたいものです。公的年金から私的年金へ。
これはどうやってもさけられない流れです。
今私たちが持っている武器とすれば、
それは時間ですね。
どれだけ早くからスタートを切れて、
時間を味方につけて準備できるか。
判断の時がきていますね。