医療・健康 新ファンド 富士フイルムなど出資
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先日のYコンビネーターのDemo Dayでもバイオやヘルスケア系のスタートアップの多さに驚きました。消費者向けのネットサービスはやや一巡感もあり、徐々に主戦場がITからバイオエンジニアリングにまで拡大しつつある様子です。
できればLPがリスクマネーの投入に加えてイグジットの受け皿にもなればいいですね。両者がセットになることで、領域が盛り上がります。最近医療ベンチャー系の方から相談を受けることが増えた。『医者からみてどう思う?』と。医療はもちろん『全人類が対象』なんだけど、利用率が高いのは圧倒的に高齢者(と幼年者)。一方統計的に一番病院にかかる必要がないのは『若い男性』(女性は婦人科系など意外と若い内から病院を利用する)。
この若年男性はベンチャーの担い手のボリュームゾーンでもある。
つまり医療ベンチャーは一番利用率が低い『健康な若い男性』が想像力を働かせて違う世代向けにサービスを作っているとも言える。丁度オジサンが集まって女子高生向け雑誌を作っているみたいな感じ。『外でウロチョロしてる医療関係者』としてこの距離感が埋められるお手伝いがしたい。規制ガチガチだけど、だからこそまだまだ改善点がある医療ビジネスに興味をIT関係者にも持って頂きたい。という事を周囲に話していたら、そんな依頼が。
4月20日グリーベンチャーズ主催の医療×ITの医療ベンチャーシンポジウムDigitalHealth Meetupが六本木ヒルズであるのですが、そこで座長します。ご興味ある方は是非。って前フリ多めの宣伝なんですが・・・。IT領域はもう出してが十分いる。こうやってバイオ、医薬領域へ裾野が広がるのは素晴らしいですね。ファストラックイニシアチブは医薬ヘルス領域のベンチャーファンドとしては日本最大規模。今回の新設ファンドは62億円。LPは富士フィルム、伊藤忠など。