中国にも抜かれた半導体投資 日本半導体の寒過ぎる現状 - inside Enterprise
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記事にもあるよう様に、中国は半導体の生産国としての存在は薄かった(消費国としてはEMSも多いし、経済成長で自国内での消費量も増加)。そして日本の投資金額が抜かれたというのは、昨年のIntelがSpreadtrumに出資したりという動きを見るといよいよかという感じもする。
もちろん個々の製品で色々差はあるが、究極的には固定費ビジネス。そのなかに国家の巨大な資金で政策的に入ってくる姿勢は、需給を緩める方向に必ず働くので、なんともなぁ。半導体の価格競争力は単位あたりのトランジスタ集積密度をどこまで高められるかで決まるので、基礎となるプロセスをどこまで微細化出来るかが重要となります。
最先端プロセスの開発には巨額のコストがかかるので、一旦立ち遅れるとキャッチアップは難しい印象。
ただ、微細化が進行し過ぎて、いわゆる「ムーアの法則」の限界点が近いという話もあるので、何かブレイクスルーを生み出せれば一発逆転の可能性も有るかも。