ロシア黒海艦隊司令官を「殺害」 22日の攻撃で―ウクライナ
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ウクライナ軍情報部が殺害したと主張していたロシア黒海艦隊司令官のソコロフ氏、きょうロシア国防省の会議に出ていたので、生存で確定ですね。
https://twitter.com/Archer83Able/status/1706619534008828054
この戦争では、プロパガンダのために過大な戦果を喧伝する、というのは、ロシア、ウクライナ双方で見られます。殺害されたとされるのは、ロシア海軍黒海艦隊の司令官で、パッと調べたところでは階級は大将。
事実とすると、とんでもなくランクの高い将官が死亡したことに。そもそも、黒海艦隊の旗艦「モスクワ」がウクライナ軍の攻撃を受けて撃沈したのを受けた解任人事で就任した司令官だった。
ウクライナ軍の作戦としては引き続き南部正面が注目されていますが、クリミアへの攻撃もロシアにとって相当痛いものになってきたようた。1年半にも続くこの戦争で、ロシアは既に多くを失いました。通常兵力の弱さを露呈し、北欧2カ国をNATO加盟へ追いやり、そしてウクライナを始め多くの旧ソ連圏諸国もロシアから離反しました。ナゴルノ・カラバフ戦争で半ばロシアに見捨てられたアルメニア、中国が影響力を増す中央アジア諸国、ロシア自身も人民元圏に組み込まれ、半ば中国の経済属国に。そしてこの戦争終結後にウクライナがNATO加盟を希望すれば、阻止する理由もないでしょう。
以下のウクライナの国歌「ウクライナは滅びず」は、この戦争とウクライナの必死の抵抗を予想したかのような内容です(歌詞を見ると泣きそうになります)。戦争を支持する気にはなれませんが、ウクライナに勝利してほしいと思わずにはいられなくなります。
ウクライナ 国歌「ウクライナは滅びず(Ще не вмерла України)」
https://youtu.be/61P4_6yTf3k?si=NzNJb2gHMeH9IvaC