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強いドル:通貨のミスマッチで新興国のピンチ

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そろそろ頭の片隅に入れたい論点。アジア危機も米国の金利引き上げがきっかけの一つ。利上げはインフレ率が安定してるのであれば、景気の過熱感を抑える手段なので、基本的に景気環境は良い。また利上げするとドル高にもなりやすい(他国との金利差が広がるため。利下げ・緩和局面では円高ドル安担っていたことの逆)。だからお金はアメリカの株や債券に流れやすい。
一方、ドル以外の通貨はドルと比較して流動性が小さい。よって利上げも利下げも、特に流動性が少ない新興国通過への影響は大きく、特にペッグしている場合は甚大。
個人的に、中国は管理相場をずっと継続できる強さを持っていて、外貨準備も大きいので、大丈夫ではないかと思う。ただそれ以外の新興国は注視。
最近「12大事件で読む現代金融入門」(倉都康行)を読んでいるが、アジア危機やポンド危機なども書かれていてオススメ。
アジア企業のバランスシートは97年当時とは比べ物にならないぐらい強固なので、米国利上げで危機に陥る可能性は低い。追い風ではないけどね。中国が管理通貨をやめるインセンティブはゼロで、そのリスクは無いと断言します。またコモディティー安によるインフレ低下で、各国中央銀行は金融政策の余地がある。