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聞いていないのに首脳宣言文公表だって?抗議する国なし。したたかインド外交の勝利。G 20が機能していないのだから、どんな文書がでても影響はない。誰も読まない。ウクライナだけが添削した。芯のない骨のない首脳が集まったところで決まるものは何もない。
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共同声明の草案を書いたのは、インドに加え、ブラジルと南アフリカだったようですが、英国のスナク首相は、明らかに合意発表が出ることを事前に知っていたし、米国もかなり草案の内容に意見を出していました。
 また、インドは、ロシアが合意できる内容にするために、しきりに働きかけていました。一番反対しそうなロシアが合意しないと共同声明にならないので、これは当然といえば当然です。

日本は、あまり意見を言わないし、米国がもうOKを出したから問題ないだろうと思われたのではないでしょうか。
 時間も差し迫っていましたし。

Inside the G20’s scramble to get consensus on the war in Ukraine
https://www.politico.eu/article/inside-the-g20s-scramble-to-get-consensus-on-the-war-in-ukraine/
プロセスが間違いだろうが悪かろうが結果オーライなら絶対謝らないし悪びれすらしない。これがプロセス重視の日本人にはカチンとくる。これ、インドあるあるです。とにかく多い。
でもプロセス重視の日本のやり方で合意出来たのか?言われるとタジタジする。すると謝るどころか堂々とするインド。姿が目に見えます。
米欧の報道ではこうした抜けがけ的なニュアンスは読み取れなかったので、日本側が主体的に関わることができなかったことの裏返しかもしれません。
当該「日本政府関係者」はインドに「聞いてない」、「ふざけるな」と抗議したのでしょうか。岸田総理がインドで行った記者会見の中継を見た限り、インドが首脳宣言を纏めたことを高く評価していたように思いますけれど・・・ もし本当に聞いてない、ふざけるなと思いながら合意を持ち上げざるを得ないならまさに負け犬の遠吠えで、我が国の国力の低下を如実に示す話でしょう。日本政府の対応を貶めるため、敢えて誇張して書かれた記事であるよう念じたい気持ちです f(^^;
「ふざけるな」などと言っている場合ではありません。外交に慢心は禁物。怒るのは驕りの証拠。反省して気を引き締め直し、行動を改めるべきタイミングかもしれません。
「聞いてない」ではなく聞きに行くべきですし、主体性と主導権を握るべく常に勝負を仕掛けていくのが外交、特に多国間外交の戦場で求められるのだと思います。

「ふざけるな」は日本のメディアではなく、主催者であるインドに言うべき。裏で逆切れしたところで何も始まらない。そもそもインドというのは、独自のスタンスやスタイルで事を運ぶお国柄なわけで、それを前提に終始ボールを投げていくべきです。主権国家として、当初から、共同声明の草案プロセスに関与し、影響力を行使していく気概と準備に欠けていたとしか思えません。
政府関係者に、メディアにこういう感想を述べるのはNG。オフレコという合意ないかぎりは、書かれるのが前提。合意があったとしても、書かれる可能性はある。日本メディアが報じれば、在京の各国大使館は報道をみているので、本国に打電されます。メディアがアプローチする政府関係者ということは、低く見積もっても中堅幹部以上。

外務省幹部ー知らない
政府関係者ーふざけるな

正直な感想かもしれませんが。

私はずっと思っていますが、この手の多国間外交は、ジェネラリストとして統括する管理職と、機能面につよい専門家が中心になりますが、各国の専門家も常に横にいて各国の外交姿勢については幹部に対してアドバイスする体制にしておくべきでしょう。そすうれば、インドが最後の最後まで何を言ってくるか分からないということはインプットできるでしょうし、長年の現地人脈から何らか、インド政府からのサウンディングをキャッチできる可能性もあります。もちろん、各国専門家も関わってはいますが、往々にして、2国間会談要員。ロジに回されることも多い。
これ、今の日本の状況もそうですが、グローバル情勢を映す鏡のような事例な気がします。日本も抗議はすれば良いですが、何を目的に抗議するのかはっきりしないと、単なる遠吠えになりかねない。

インドは自国のポジョニングを理解して行動しているし、今後世界一ニの経済大国になることが見えている。気にするのは米国中国ロシアというのは、わかる。日本の優先度は英国など欧州各国、アフリカの次ぐらいか。

戦後日本は米国前提、そして経済大国になった後は経済を武器に存在感を示してきた。今、スタートアップも含め力を入れているのは経済力を維持し続けるためだが、よほどのゲームチェンジが起きない限り、人口減少社会の日本が落ち込むのは自明。

これらを前提に交渉戦略の前に交渉相手として台上にあがる戦略、各国が一目置かざるを得ないポイントをどこにするのか。海洋資源以外、ほぼ資源を持たざる国としては、選択肢は相当限られる。

外交力の低下はグローバル経済におけるビジネス競争での影響も大きくなる。20世紀はモノがなく、プロダクトで影響力を行使できたが、21世紀は違う。

ビジネス側の人間としては、外交の状況も直視しつつ、考え続ける。やはり、生活に不可欠なインフラで圧倒的な差別化ができればそれが一番よい。しかし、競争も激しく、差別化も難しい。これまで自動車業界は本当によく頑張ってきた。同等以上のものを生み出すには物凄いエネルギーが必要。まず国民全体でその認識を高めないと、まだまだ温度差があるように思う。
もし安倍総理だったらこんなことになるどころか、モディ首相に事前に相談されていたでしょう。「ふざけるな」などと怒る前に、岸田政権の対外的な影響力のなさを反省すべきでしょう。