この連載について
本を読むことは、心を豊かにしてくれる。慌ただしい毎日のリフレッシュにもなるだろう。ただ、ビジネスパーソンには時間がない。そんな悩みを抱えるあなたにNewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする。
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人生後半に入り、自分の脳やカラダが衰えていくことを感じたとき、探すべき仕事は、「意義」と「楽しさ」と両方が重なる領域の仕事を見つけるべきだと著者は主張します。
私自身も、40代に入り、人生が残り限られていると実感することが多くなり、仕事に対して、稼ぐとは別に社会的意義や、自分が主観的に楽しいと思える領域か否かを、より意識するようになりました。
また、「幸福で健康」な高齢者になるためには、良好な人間関係、特に親密な恋人関係や友情関係だという点も、改めて大事なのだなと思います。パートナーがいる人よりも、孤独な人のほうが平均寿命が短いといった統計あるとも聞いたことがあります。
日本で孤独死が珍しくなかったり、生涯未婚率も男性が28%、女性が17%と増えてきているそうです。結婚するかどうかは個人の自由ですが、人生の後半においては、大事な時間を一緒に過ごせる恋人や友人との関係を、仕事と同じくらい、あるいはそれ以上に、大事に育んでいけたらよいですね。
多くの人が30代~50代の間にキャリアの最高値を迎え、それから衰退期に入っていくという。その中でも具体例、ダーウィンのように常に自分の最高傑作を狙いもがき苦しみながらキャリアを積んでいく例に対してバッハは挫折を経験し、むしろ誇りに思い、自分の人生を設計し直して、音楽の革新者から新たなキャリアである教師へと見事に転向する例を紹介している。そして晩年に『フーガの技法』の制作に没頭。
回復力、レジリエンス、過去の栄光を振り返らない・・・当たり前のようで難しいそんな力を得ながら前に進んでいくには、「人間関係を深めること」「弱さを受け入れること」がかかせないという。
上昇志向のみでは人はついてこないのは明確。それを科学的に解説しながら、楽しさと意義を感じながら生きていくヒントが詰まっていました。
野球やサッカーなどのスポーツで、プロとして活躍した後、コーチに転任するという例はよくあります。
身体的に厳しいという面もありますが、脳科学的にもこれは合理的な選択肢だと考えられます。
若い頃は地頭がよく、年を取ると知恵に恵まれる──。
自分の年齢にあった脳の働き方ができれば、どんな業種でも成功し続けられるはずです。
特に年齢とともに経験を重ね、「知恵」が豊富になることで、この豊富な知恵をどうやって人生100年と言われる現代において豊かな人生を送るかは、試行錯誤するものでは。きっとバッハも教師という道に行き着くまで、「狭間」を試行錯誤したのではと勝手な想像をします。
「年齢からくる狭間」を自分らしく切り開いていくと、きっとまた新たな境地が待っているのでしょうね。狭間の時期を楽しむには、これからのさまざまな選択肢を「妄想」することで、道が見えてくる気がします。
日本で思い浮かべるのは、伊能忠敬です。49歳で隠居して、50歳で江戸に移り住み、5年間天文学を学んだのちに、天文学を測量に応用し55歳から、亡くなる2年前の71歳まで全国を回って測量を行い、日本全土の地図を作りました。当時の寿命からすると高齢~超高齢で成し遂げた偉業です。
これが可能になった背景には、若い頃財を成していたこと、健康であったことはありますが、何よりも、楽しさと意義の重なる領域に「興味」を持ち、生涯を通じて学び続けたからだと思います。
使う脳は違うかもしれませんが、新しいことへの挑戦は年齢に関係ない。
人生100年時代には、そう思った者勝ちではないでしょうか。
と、考えるのは老舗大企業の40-50代の高所得者層に多そうなイメージです。一部上場企業は2ヶ所目ですが、2ヶ所とも仕事を収入のためとしか考えない人が多くて驚きぱなしでした。また、規模が大きく規制産業ほどその傾向が強く社外の人脈が皆無だったりします。
どんな人が多いかと言うと、そこそこの学歴でシステムに乗って教育を受け育ち、上司の言うことは間違ってると思っても忖度してきた方々。1人1人の裁量が少なく、上に決められたことを淡々としてれば退職金も数千万以上で年金も何十万。1人1人はとても良い方が殆どなのに思考にバッファが無くなっていると思うことがほぼ毎日あります。そんな40.50代のお話では。今の20.30代はクリエイティブに生きてる方がかなり多いです。
今後はもう40代だから、50代だから、●●社だから、こんな役職だから、ではない意識、価値観が必要では?
100年時代、どう生きて行くのか。年齢、上下関係に対する価値観から変え、自分や他人の生き方、働き方に制限、限界を設定しないマインドセットが1番大切になってくると思います。
このレポートの「考えないで、飛ぶんだ」というフレーズは、高齢者には怖い、つらい。可能性を信じて走り続けるのだ、という方が安心できます。
今は結晶性知能がついたのかどうかわかりませんが、サイバー大学での講義で学生諸氏から多大な評価を受けています。
「教えることこそ我が天職」と思っています。
どこか、他でも教える機会をいただけないものでしょうか?
必ずご期待に応えて見せます。