【台風情報】日本の南の海上で「台風13号」が発生 気象庁発表 北上して東日本に接近のおそれ 海外進路予測との比較も
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最近、下手な気象情報サイトよりも充実した記事を書いてくれることが多く、気に入っているのが中国放送のサイトです(nordotの記事は画像がなく分かりにくいので、ぜひ以下リンクから直接サイトをご確認ください)。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rcc/704013
先ほど熱帯低気圧が台風13号となりましたが、進路についてはまだわずかながら本州へ上陸するシナリオを表現する数値予報モデルもあるような状態です。ただし大勢は関東に接近するものの上陸しない予想となっています。ただし今回は台風そのものの強さが問題というよりは、台風12号から変わった熱帯低気圧と合わさって大雨になるところがありそうなところが問題で、具体的な雨量については今後の気象庁からの情報に十分警戒が必要、というのが概要となります。
台風が関東の南岸を接近しつつも上陸しない場合ということでどうしても連想されるのは、2013年の台風26号です。このときは伊豆大島で24時間に800mmという猛烈な雨となり、土石流などで40人近い死者行方不明者を発生させたことで記憶に残る方も多いかと思います。今回は台風そのものがその時ほど発達しないと考えられており、さすがに800mmとはいかないものの、数百mmの雨が短時間に降ることでの土砂災害や浸水被害が発生する恐れが十分にあります。まだどの地域とは限定できる状態にありませんが、関東を含む本州の広い範囲と伊豆諸島では大雨に対して十分な注意が必要です。