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グーグルの憂鬱



インターネット広告の覇者としてのグーグルは、大きな岐路に立っているのではないか。グーグルの未来をリードしているというイメージとは違った一面、成長機会がなく追いつめられているグーグルについて、決算データを交えて考えていく。
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Google LLC(グーグル)は、インターネット関連のサービスと製品に特化したアメリカの多国籍テクノロジー企業である。検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウェア、ハードウェア関連の事業がある。 ウィキペディア
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その観点でAppleは、iPodだけでなくiPhoneもやったというのは本当にすごいこと。MSもWindowsだけでなくOfficeもやったというのは、同じくらいすごいことだと思う。そして、未だにMSは強く生き残っているが、人々が興奮するのはAppleでありGoogleである点、歴史は必ずではないが繰り返す蓋然性が高いと思っている自分には、色々と重複して見える部分がある。
新たな情報入力の仕組みを模索するのが良いのか,検索しなくても情報にたどり着けるような,適切な情報のキュレーションの仕組みを考えるのか.これは考えて見る価値の有りそうな問題設定.
>そうした派手なM&Aや新規事業は、既存事業の成長の陰りから生じる経営者の焦りを反映しているように思える。言い換えれば、資本市場が経営者に対して突きつけるプレッシャーから逃れるための方便のようにも見えなくはない。
どんなサービスにも広告を関連させる。
ハードの売上や利益より、ハードの普及と共に検索数やGoogleのサービス利用が増えることの方が大事。
Googleの場合は収入源を増やすよりも、検索連動広告やAdsenseの収益をどれだけ継続して上げられるかが肝になる。
間違った認識が広まる前にNexus 6とiPhone 6 Plusの価格、ハードウェアにも触れたい。
Nexus 6 32GB 75,170円(play store)
iPhone 6 Plus 16GB 99,800円(Apple Store)
差は約25,000円。(64GBも同じ)同価格帯とはちょっと言い難い。Nexus 6は現在出荷まで3〜5週間待ち。今まで入荷しては売り切れをずっと繰り返している状態。イーモバイルでの販売も好調です。
Nexus 8ではなくNexus 9。
ハードウェアについてもChromecastは大ヒットと言っていい程に売れています。2月末からはNexus Playerの販売も開始している。
ロンドンにリアルストアをオープンするなど、ハードウェアにも力を入れているのが伝わってくる。
なんだか必要以上に悪い印象を与えようとしているようにしか見えない。
一つ、Googleにお願いがあるのはアドセンス、アドワーズの自動取引の仕組みで高収益スキームが稼働している。ビジネス的には素晴らしいシステムだが、広告や配信サイトの社会的安全性が広告審査で担保されていない事案も
時に通報がある。この部分へコストを振り向けないとネット広告市場の信頼性がいまいちのまま、留まる。市場リーダーとしての社会公共性のミッションをさらにさらに貫徹して頂きたい。