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社会のニーズから乖離していく大学入試改革

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  • 大阪工業大学 情報科学部 准教授

    私が以前教員をしていたケンブリッジ大学では、ペーパーの全国統一テストとカレッジでの面接で合否を決めていた。東大入試に比べればペーパーテストの難易度は低いが、それでも東大の何倍ものノーベル賞受賞者を輩出している。

    ここでキーになるのは、面接試験のやり方。単に志望動機を聞くのではなく、学問的な議論を行う。たとえば、ある虫の標本を出して、その虫の体の構造にどういう進化的にな意味があるかを議論させる、詩をその場で読ませて、その内容について議論する、などだ。そういう試験を丁寧に行えば、優秀な学生は必ず選抜できる。そのやり方でケンブリッジ大学が大学ランキングで世界第2位になってることが、何よりの証拠。


  • 慶応義塾大学 教授

    私も入試改革の方向性が現在のAO入試のように「人物重視」となることについては、しっかり議論する必要があると思っています。しかし、小保方氏がAO入試の合格者だったからといって、即AO入試はダメというのはあまりにも短絡的です。AO入試の導入を先導したSFCではAO入試入学者のGPAは一般入試入学者よりも高いという報告書が出されている一方で、筑波大、九州大、一橋大、鳥取大など複数の国立大学はAO入試の廃止の方針を決定しています。どういう大学で面接による評価が功を奏し、どういう大学でそれがうまくいかなかったのか、それを踏まえて、どのようにそれを全体に適用しようとするのか。そうした検証が十分に行われ、公表された形跡がないのに、面接による人物重視が推し進められることこそ問題だと思います。教育改革の方向性について、国民が合理的に判断するための十分な科学的な検証よりも、有識者の個人的な経験に基づく見解のほうが日本の教育政策の変化を主導しているように感じられてならないのです。


  • Degas Ltd. CEO

    大学の価値、という根本的なところ。なぜ大学に行くのか。何を求めに行くのか。欧米のトップ大学の面接とエッセイの願書ではこれが聞かれ、さらに「なぜうちなのか」ということが鋭く問われる。これに答えられる日本人が少ないというのがそもそもの問題だと思う。


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