この連載について
日本は世界で一番、100年を超える長寿企業が多い。そのコアとなるのが、実は「家訓」だ。巷でパーパスが叫ばれる中、日本が大事にしてきた「家訓」には山程ヒントがある。この夏、末永く続くビジネスの秘訣を学び直してみませんか?
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そこに根ざす本質的な価値や価値観をぶらすことなく、新たなものに変革していく。これこそ今の日本に求められていることではないか。諸外国の流行り廃りに振り回されることなく、堂々と。
本質的な日本の素晴らしさを、改めて見つめ直したいのと同時に、国民皆がそれを誇らしく思える国になれば良いと思う。
京都のギャラリーにお邪魔する機会がありましたが、伝統を大切にしながらもセンスが良くラグジュアリーな和モダンというテーストで素敵でした
一方で上の階ではルーツである着物の大きなショールームがあって、買った着物を保管メンテしてくれたり、様々なイベントなどが開催されるサロンを運営していて、世界で戦う経営者やリーダー向けを目的とし、伝統文化を次の世代へ、という側もしっかり取り組んでいるのが印象的でした
常識を覆す海外のアーティスト、ブランドからの提案に、ブランド価値をぶらさずに応えてきた京都・西陣織の老舗、細尾の変革のストーリー。
どんな業種の方もインスピレーションをいただける記事。
こういったアートや作品の背景やストーリーから学べるものは多く、美術館でも製作者の生い立ちや作品への想いにより関心がいきます。
素晴らしいのは、歴史を背負いながら革新を続けていること。多くの日本企業が苦手なことですよね。
細尾さんの様々な経験とそこから学んだことや多角的な視点が、このチャレンジに生きていることは間違いない。
京都の旗艦店2階にある「HOSOO GALLERY」のオープニングは、『THE STORY OF JAPANESE TEXTILESー日本の美しい布ー』という展覧会でした。これを見た時の感動を今も覚えています。細尾氏が自ら訪ねた全国33の染織産地の布が、それを生み出す道具や素材と共に展示されていました。この展示はMIKMOTO のギャラリーでも再現されていましたが、以後、日本で生まれる布の美しさに開眼しました。
西陣織はもともと将軍や公家など高位の人に使われていた高級な布なので、ラグジュアリービジネス業界とは相性がよいのです。HOSOOの躍進をきっかけに、他の染織技術で作られる日本の庶民発の織物の価値にも脚光を当てたいところです。
ずっと前に京都で「私たちが伝統と言ってしまえば、新しいものも伝統になるんです」(もちろん、その前に過去を踏まえたうえでの革新という文脈あり)と、とある京都の識者の方が話していたのが、いまだに印象的。
時代を遡る昔から受け継がれた多くのデザイン画も見せていただきましたが、クリエイティブなものは時代に関係なくいつまでも生き生きしていると感心したものです。
日本のものづくりは、世界に誇るべきものが多く、もっとグローバルに発信して欲しいと思います。