アパレル専門店「ファッションセンターしまむら」を運営。若者向けやベビー・子供向けなど複数事業も保有。独自の仕組みであるローコストオペレーションを確立。
時価総額
6,362 億円
業績
「ユニクロ」や「ジーユー」などの、SPA型低価格衣料専門店を展開。特に中核事業であるユニクロは中国・アジア地域を中心に出店を加速。世界でも上位の売上高を誇る。
時価総額
14.9 兆円
業績
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記載内容よりも大きな要因は海外事業であると思います。実際直近の数字は確認していませんが、ユニクロも国内事業は低迷しており、それを海外事業の進捗でカバーしている状況と理解しています。そこへの言及がないのでミスリーディングかと。
(追記)
梅田さんが数字を記載されていたので私も軽く見てみました。
http://www.fastretailing.com/jp/ir/financial/segment_5yrs.html
やはり国内ユニクロ事業の営業利益は過去3年では伸びなおしているのですが5年を見るとそこまで伸びている印象が薄く、逆に海外ユニクロ事業とグローバルブランド事業が売上と利益共に大幅に伸びているのでそれを差に感じています。
http://www.shimamura.gr.jp/finance/results/
しまむらと比較すると、しまむらグループで5000億円、ユニクロの海外事業が6600億円なので、もうユニクロの海外事業のほうがしまむら全体より大きいですね。
しまむら(連結業績)
2013/2 売上492,097 営業利益45,555(9.3%)
2014/2 売上502,901 営業利益41,868(8.3%)
2015/2 売上528,000 営業利益45,700(8.7%)→会社予想
2015/2 売上513,480 営業利益38,979(7.6%)→コンセンサス予想
ユニクロ(国内セグメント業績)
2012/8 売上620,063 営業利益102,347(16.5%)
2013/8 売上683,314 営業利益96,852(14.2%)
2014/8 売上715,643 営業利益106,304(14.9%)
しまむら(既存店売上高)
2014年3~8月 前年同期比0.9%減
2014年9~2月 前年同期比0%
ユニクロ(国内既存店売上高)
2014年3~8月 前年同期比1.9%増
2014年9~2月 前年同期比8.4%増
直近2期連続で減益となる要因は知りたいが、それはユニクロとしまむらの差異(今にはじまった差異ではない)の分析では見えてこない気がする。
しまむらは「安いものを安いブランドイメージ」で浸透させたこと。
ユニクロは「安いものをカッコイイブランドイメージ」にしかけたことが違う。
ユニクロは佐藤可士和などを起用し通常のコミュニケーションは「カッコイイ」。
だけど週末のチラシでベタベタの「安さ」で刈り取る戦略を1年通して一貫して行っていることが違う。
そこに消費者の「良い物をお得に買いたい」を満たしているため明暗がわかれたと考えています。
それが相対的にユニクロに傾いてしまった。
そしてH&Mなどその他ファストファッションもショッピングセンターに刈り取り場を移して行ったため、しまむらユーザーが他ブランドに移行したと考える。
UNIQLOや良品は海外の可能性にかけたいし海外マーケティングがしっかりしている。広告会社は国内はクライアントとの競合差別化、海外は現地に適合したブランド構築戦略が組み立て提案できないとクライアントは先にすすむ。ROIだけ追求する代理店は物足りなくなりマージンを叩かれるだけだろう。そんな広告会社の質的転換ができなければインハウスでクライアントはことたりてしまう時代の到来かな。