インパクト投資の父ロナルド・コーエン「テスラの急成長の理由を考えれば、資本主義が変わるのは必然だ」
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物理的なイノベーションが枯渇し、情報共有と自由な資本取引だけが拡大し、資本家の自尊心を満たせなくなってきた中で、化石資源供給限界に対する懸念が再エネや蓄電池の開発に資本が集中して低コスト化してミクロには儲かってるようにみえるだけで、社会全体の効率自体は悪化しているような気がしている。
"機能的価値よりも体験的価値、特に意味性や情緒性を顧客に与えることこそ重要だ"というUXピラミッド的な話とも関連しますが、単純に機能的な進化に加えて、その意味を主張することにこそ意味を持つ世の中になってきたと感じる
これは企業のブランドやストーリーにも通ずる話
ある意味ただの高速鉄道であるHyperloopであっても、ソーシャルイシューとの紐付けによって消費者や企業の関心を高められるわたしも含め多くの人は、心のどこかで「このままじゃダメだ」と感じながら、この現代の消費社会で、
自身の欲求のコントロールができないままでいるのではないでしょうか!?。
これは人間が当たり前に持つ「欲求」があるから。
自分(自分の身近)は、いいものを食べたい。いいところに住みたい。いいもの持ちたい。いい体験をしたい。
それも、できるだけ安く!!
でも、口では「いまのままではダメだ!」と吐く。
両方が本心であり「欲求」と「善の心」のせめぎ合う状態が現代だと思っています。
ポスト資本主義ということが囁かれ久しいが、個人的には、「①価値観」「②社会システム」が、つぎのように変化し形成されていくと思っています。
人の「①価値観」は、社会環境に大きく影響されます。
1990中盤から2000年代に生まれたZ世代の特徴として環境破壊や人種差別といった社会問題への関心が強い傾向にあるのは「満たされた環境」って部分が大きいと思います。
人間はマズローの欲求説のように明日食べるものが無い状態で環境のことは考えられない。
食うに寝るに困らず。モノもある。って状態をいまの資本主義が作り上げたからで、戦後に生まれていたら同じ価値観ではなかったでしょう。
そして今後さらにテクノロジーが、この人間の低次欲求を満たすようになり、社会のマジョリティがより高次な価値観に変化していくでしょう。
「②社会システム」は、いわゆるルールです。
これまでも「善の心」は社会で求められ、それは人として正しいことであり、「コンプライアンス」という形で社会システムに組み込まれてきました。
今後、環境などに規制がされコンプライアンスに組み込まれるでしょう。
そして、「善の心」は、更に時間と空間が拡大していく。
つまり「今、自分」が、「将来、私たち」に進化しこの流れは止まらないと思います。
満たされ、マジョリティの価値観が変わり、社会の基準が変わっていく、
わたしたちは、普段から企画したり会議したりしていますが、基本「利益になるか?」がメインテーマで副次的に「コンプライアンスに反しないか?」って本質が、
マズローの欲求説の、「自己超越欲求(自己欲求と、真・善・美の融合)」まで、マジョリティが進化することは難しく、
上述した「コンプライアンスに反しないか?」が拡大されてくのだと思います。