「初回1万台が3日で完売」──ソニーの新型「着るエアコン」、猛暑でバカ売れ中
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SonyにはSony Startup Acceleration Program(SSAP)と呼ばれる社内を中心とした新規事業創出を支援する仕組みが存在しており、数々の面白いプロダクトが日の目を見ています。
有名どころでは既存の腕時計に決済機能などをアドオンできるwena、壁際に置くだけで最大147インチの映像を投射できる4K単焦点プロジェクターLSPX-W1S、有機ガラス管を震わせて音を出すグラスサウンドスピーカーLSPX-S1などがそれにあたります。
社長直轄でSonyならではの製品化をインキュベートするTS事業準備室(TSはThe Sonyの略と言われています)やシードアクセラレーションプログラムなど、新たな芽を育てる仕組みが整っているのは素晴らしいことですね。
今回紹介されている着るエアコンもここから出てきたものであり、商品自体のコンセプトもさることながら、新規事業を生み出す仕組み自体が機能していて非常に興味深いと感じます。
かつては真面目に超能力を研究する組織が存在していたと中の人に聞いたことがあります。
色々なプロダクト開発で培った技術は、たとえその時は振るわなくても後に繋がる気づきやノウハウが得られ、次に繋がります。
今回の着るエアコンについても上記のようなSonyの取り組みを知った上で改めて見直してみると、応援したくなる気持ちも芽生えてくるかもしれませんね。
(私も通勤時に汗だくになるのが嫌なので、応援の意味を込めて買うことにします)
なお、上記インキュベート周りの内容は元ソニーグループ社長の平井一夫氏の著書「ソニー再生」に詳しく記載されておりますので参考にしてみてください。
【参考】
Sony Startup Acceleration Program
https://sony-startup-acceleration-program.com
REON POCKET舞台裏
https://sony-startup-acceleration-program.com/article049.html
SSAPが産んできたプロダクトに関連する記事
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2103/11/news004.html
注目のコメント
ソニーは、エムスリーの筆頭株主。
デジタル医療の新会社も設立している。
REON POCKET 4は冷温デバイスだが、温湿度・温度・加速度センサーを搭載するIoTデバイスでもある。
AppleやSamsungのスマートウォッチは医療機器でもあり、異常があれば指定の連絡先に送信も可能。
将来、REON POCKET 4が多機能化して、医療機器となるかもしれない。
そこまで視野に入れた製品、サービスではないかと思う。
ソニーグループの製品として見れば、ソニーが発売する意味は十分あるのではないか。ブルーワーカーの方々に大人気の扇風機付き作業着の
(こんなのです https://workman.jp/shop/c/c90/)
ホワイトワーカー版って感じでしょうか。
仕事柄、お客様への訪問が多く、外出時間が多くなるのですが、
最近の暑さには本当に辟易しておるところです。
いつも、スーツが汗でベットベトで臭いが気になるレベル。
なので、この商品はかなり気になります。