この連載について
本を読むことは、心を豊かにしてくれる。慌ただしい毎日のリフレッシュにもなるだろう。ただ、ビジネスパーソンには時間がない。そんな悩みを抱えるあなたにNewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする。
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人のために頑張りすぎる人にはHSP(Highly Sensitive Person)の人が多いと思います。HSPは感性が鋭いため、美しい音楽や絵画に涙を流したり、人の痛みを自分の痛みの様に感じる力があります。
環境による影響を受けやすいため、辛い環境では精神的に追い込まれてしまいますが、良い環境では他の人よりも素晴らしいパフォーマンスを示します。
これは生まれ持った性格のため、うまく活かして生活することが重要です。
記事にある依存心についても大事なポイントで、過保護な環境、支配的な環境、または愛着を受けずに育つと、依存的で自立しにくい傾向があります。過去の振り返りにはかなりのストレスが加わりますが、カウンセリングを経て乗り越える方法もあります。
この記事の様に、認知を変えていく事も良い方法です。1人で認知を変えていくのはかなりハードルが高いため、メンタルクリニックなどでサポートを受けるのも一つの方法です。
今の環境で精神的に辛いという方は少なくありません。日本では欧米の様にカウンセリングが普及していませんが、心を開いてアウトプットするだけでもかなりのストレス発散につながります。耐える事は全く良い事ではなく、自分らしく過ごせる環境を作る事、探すこと、時には逃げる事も大事なポイントです。
「軸がブレない人」は周りにいるもので、そういった人の素敵だなと思う要素もきっと自分が取り入れたい「自分の軸」だったりもします。そして、チャレンジが続くと、一瞬「自分の軸」を握っている手をふと緩めてしまう瞬間もあるあるですね。俯瞰的に見る習慣をつけて、手を緩めている自分に気づくように習慣づけることも、自分軸の持続性に大事だと、過去の失敗に苦笑しながら痛感します。
さらに「自分の軸」は、経験と年齢が重なっても普遍的に変わらない要素と、年齢ともに変化していく要素があるなと思います。変化する瞬間は一見もやっとした霧のようですが、次の大きなステージにいく大切なステップだったりします。自分軸を自分カラーに染めていくのは、ワクワクですね。
自己承認欲求が強い人にとっては、人にためにがんばって報いられることが一番の幸せ、という部分もあると思います。変に自分軸をつくるというより、そういう人にとっては、絶対的に自分を認めてくれる近しい人、近しいコミュニティを持つことの方が重要な気はします。
いきなり「自分が○○」みたいな意識を強く持つというより、一定の心理的安全性を自分の中につくり、徐々に自己肯定感を高めて=平たくいうと自信をつけたうえで、はじめて自己実現へと向かっていくのをおススメしたいと思いますね
それは決して悪いことではありませんが、無意識のうちに自分の軸を見失いかねず、関わる人が変わると対応しきれなくなることもあります。
相手に寄り添うにしても、常に自分ならどうするか、なぜそうなのかを自問自答することを放棄せずに、自分軸で考え、行動し続けることの大切さを認識することが大事ですね。
お察し上手はすぐれた能力だと思います。ただ、そのうえで「他人の人生」を歩んでしまう人と「自分の人生」を歩む人とでは心の在り方に差が出てくると思います。
良い、悪いではないのかもしれませんが、他人の人生を歩むことになってしまうと、常に「模範解答」や「最大公約数」を求めるようになりがち。実際には、そんなものは存在しないから疲弊してしまいます。
自分の人生を歩んでいる人は自分の軸(価値観)があるので、やっぱり幸福度が高いと思います。
自分一人が「お察し上手」の環境は苦しい一方、チーム全員がその意識を持ち働く環境は時に絶大な力を発揮します。
わたしはわりとこちら側の人間で(おそらく幼少期親の機嫌を伺って育った人間なので)、人の表情や声色でその人の気分等が読み取れます。しかしこうして人のことを察して察してばかりではやはり疲れます。
事故承認をより意識して自己肯定感を強くしつつ、かつこれまでと同様人にも気を配れるような人間になりたいと思いました。
逆に、察しているばかりは、仕事では損。自分では気を遣っているつもりでも、言わなければ仕事の成果として認識してもらえないからです。そもそも、米国ではTangibleな仕事の成果をKPIとするので、察する、という目に見えない行動は、「チームメイトとしてやりやすい、面倒なことをやってくれた」ぐらいには思ってもらえるかもしれないですが、仕事としてはカウントされないように感じます。でも、それに気がついてから無駄な気を使うことも無くなったし個人的には楽だなと感じます。(そもそも気を使ったり察するのが苦手なのでというのがありますが。)
記事の最後にある「迷惑をかけない」これは日本の呪縛だと個人的に思っています。小さい時から「人様に迷惑をかけるな」ということは呪文のように聞いて日本人は育ちます。NYで育児をしていて、そんな言葉はほとんど聞きません。迷惑をかけたくないから、なるべき先に回って「察してあげる」ことが美徳、というのがあると思いますが、察するのが美しい気遣い範囲ならまだしも、過剰に察している人が多いから、疲れたり萎縮してしまうんじゃないかなと思います。
日本では察することが当たり前、的な営みなので難しいところもあると思いますが、察するのは仕事ではない!そう割り切って、察するのに忙しい方には、少し楽になってもらいたいな〜と思います。たまにはルールを無視して魂の赴くままに行動したって、OK!