エンジェル投資、失敗の分析から「nanapi」成功へ

2015/3/6

楽天退職後、2016年オリンピック招致活動

楽天退社時。

楽天イーグルスを無事に立ち上げた後、2006年に楽天を退職しました。

次に始めたのは2016年のオリンピック招致活動です。プロ野球チームをつくるのがあまりに面白くて感動したので、東京オリンピックはやるべきだと思ったからでした。

プロ野球は世界的にはマイナーなスポーツ。それでここまで盛り上がれるなら、スポーツ界の最高峰を手がけてみたかった。

「2016年東京オリンピック開催を望む学生の会」という団体を全国92大学の学生を集めてつくったり、オリンピック招致委員会に入ったりしましたが、残念ながら2016年の東京オリンピックは招致できませんでした。

2016年東京オリンピック招致、失敗直後。右から2人目が小澤氏。

コメント

注目のコメント

• 上田 真緒

  PIVOT エグゼクティブ・エディター

  ・2015年03月06日

  【第7話】劇団四季のオーディションに落ちた小澤さん。エンジェル投資を始めますが最初は全部失敗。原因は「投資」していたから。考え方を変えて成功します。
• 占部 伸一郎

  コーポレイトディレクション Managing Director

  ・2015年03月06日

  この連載は本当に毎日濃い。劇団四季、オリンピックの夢が破れエンジェルに。最初の2年はすべて失敗。そして投資でなく「消費」にかえ、徹底的に関与することでnanapiをあてる。彼の言う「「What」と「打ち出し角度」」という言葉は正にそれが「戦略」。よくベンチャーに戦略は必要ない的な意見をみるが、このコンセプトを決めるというのが根幹だと思う。当然その後はひたすら実行力やピボット力なんでしょうが。
  「頭にきて、なぜ失敗したのかを考えました。」というのが面白い表現。このあたりに強さが出ますよね。
• 梅田 優祐

  だから小澤さんの投資には同時に「想い」がのってるんだな→「投資」ではなく、「消費」しようと考えました。つまり、儲かる、儲からないではなく、自分がやりたいと思ったことにカネを使う