G7で際立つカナダの移民政策-積極受け入れで競争力強化
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2019年に国籍を与えられた(帰化した)外国人の数で見ると、
米国 84万人
EU 70万人
ロシア 50万人
カナダ 25万人
オーストラリア 20万人
日本 884人
日本は、過去10年間を通して、国籍を取得した外国人よりも、国籍を離脱・喪失した日本国民の方が多いです。
https://www.moj.go.jp/MINJI/toukei_t_minj03.html
カナダは、米国やEU諸国、ロシアと違って、移民志望者が徒歩やボートで不法入国してくることは、あまりありません。
それでも、カナダは米国の8分の1の人口にもかかわらず、米国の3分の1程度の外国人に毎年国籍を与えているのは、積極誘致・積極選別の結果です。
不法入国者が毎年何十万人も入ってきて、そのまま何年も住み、子どもも生まれ、やむをえず国籍を与える、というのとは違い、比較的帰化を拒否しやすい位置にカナダはあります。
しかし、学歴や資格によるポイント制で選別したうえで、積極的に外国人の国籍取得を進めているのは、日本とは対照的です。難しいですね。
海外移住をしたくても、ビザが出ないと始まらない。
移住希望者は現実と理想の間で一人一人がそれぞれに与えられた選択肢の中から自分の判断で決断しますが、現地の状況はその決断の振り回されているという現状。
いち海外移住者として(現地の人たちの生活圏にぐいっと勝手に入り込んでお邪魔している身として)色々考えさせられます。自分としては移民受け入れはネガティブです。
アメリカのフランスの状況を見ていると、治安悪化をさせているのはほぼ移民であり、移民受け入れによる経済効果よりトータルの損失の方が多いのでは無いでしょうか(計算してませんが)。
そもそも移民受け入れをほぼしていない現状でも、外国人による犯罪は増えている時点で時期尚早です。移民として受け入れる人の認定基準の明確化を行い、日本に来た外国人が経済的な苦労する事なく、また文化的な格差も理解し合える様な土壌を作ってからでは無いといけません。