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昨年10月の水際対策緩和からインバウンドが急回復しています。訪日客数と共に消費額も伸びていることで市場が順調に復活しているようにも見えますが、欧米のインフレと円安等の影響で日本が本当に安い国になってしまったことを考慮すると単純に喜んでばかりもいられません。
今後、インバウンドを国内の経済活動として活かすためにも、これまで以上に高付加価値な商品やサービスが必要です。特に地方に経済効果を生むためには「地消地産」を推進することで域内の消費額と調達率を上げることが求められます。インバウンドの成果を確実にするのは今後の取り組み次第なのです。
「日本人が引きこもっている」という声が出ていますが、引きこもりたくて引きこもっているのではなくて、海外に行くだけの資力がないだけです。むしろGW時に何十万人も海外旅行できる人がいることに驚いています。あるところにはあるなあ・・・という感想しかないですね。かつて「分厚い中間層」などという言葉がありましたが、中間層を細らせてきたのが日本です。インバウンド頼みに成っている現状を看過していてはいけません。
平成元年当時、日本でアジアからの観光客の姿を見かけることは稀で、欧米からも同様でした。逆に日本人は、アジアの観光地は勿論、欧米諸国に大挙しておしかけ、ブランドショップは日本語の話せるスタッフを大勢揃え、日本人を迎えてくれました。 “ねえちゃん、ここからここまで全部くれ”とブランド品のネクタイを買う“ノーキョーさん”の団体客の買い物ぶりが批判を浴びたのはそのころです。アジア諸国での飲食や買い物はタダ同然に安かったですし、欧米諸国でも100円玉が200円の価値を持つ、つまり物価は日本の半分程度と感じたものでした。1990年代初めにニューヨークに駐在し、欧州にも足を運んだ私は当時の情景をまざまざと覚えています。
平成元年の日本のGDPは世界の15.3%を占め、一人当たりで世界第4位、円の実力(≒実質実効為替相場)は今の2倍あったのです。日本人は圧倒的に豊かな国民で、アジアの人々にとって日本は憧れても簡単に行ける場所でなかったのは確かです。多くの欧州の人たちにとってもたぶん似たところがあったでしょう。アジア諸国に観光に出た折に「私らはこういうホテルに泊まって食事をしているけれど、現地の人には無理だろうな」といった会話を交わしたものでした。
爾来30有余年、日本のGDPの世界のシェアは4.2%に落ち、一人当たりGDPは31位に落ちました。アジアの中でも一人当たりGDPでシンガポールと香港に完全に抜き去られ、台湾、韓国が日本の直ぐ下に迫っています。欧米人にとって日本は本当に安い国になり、アジアの人たちにとっても旅行し易い国になったというのが実態でしょう。
外国人が戻る前、築地の場外市場の某店で1本1千円だったカニ足が、日本が国境を開いて外国人客が押し寄せるといきなり2千円に値上がりし、“極太”というのが加わって遂に3千円になったと聞きました。私なんぞにゃ簡単に手が出せない値段です。要は、かつて日本人が貧しいアジア諸国に出て感じたことを、日本に来る外国人が感じているということです。
外国の人たちが沢山来て元気に観光や買い物をしてくれるのは大いに有難いことですが、訪日客が急増する背景にあるこうした事実に想いを馳せると、もの悲しいものを感じないでもありません。豊かさに馴れて政府に頼り過ぎ、自ら頑張ることを忘れると、日本はますます貧しくなって行きますよ・・・ (*_*)
一人当たり消費額は平均20万円を超えているようですから、2019年に4.8兆円だったインバウンド消費は今年4兆円を越えそうです。
私のいるフィリピンからもたくさんのフィリピン人が日本に行きたがっています。いえ、多くのフィリピン人が日本に行くようになってきました。
それに引き換えフィリピンに来る日本人はまだまだ少ないです。
世界の観光は回復傾向ですが、日本人だけが引きこもっている気がします。
最近東京銀座あたりでもインバウンドの方々を乗せた観光バスが多く戻ってきています。
一方で、昔の「爆買い」とは少し違う行動をされている感じで大量に買う。というよりは良いものを適量買う。という感じに変化しています。
コロナ禍で各国の状況が変わっており、それらに合わせて消費行動も変化しているように思えます。
中国から日本への入国ビザの申請はいままでの一週間から二週間に延長して、大使館からはあまり中国の観光客にビザを出したくないようです。
それでもがんばって日本へのビザを申請したいと思います。コロナ三年、新しい資本主義へシフトする一年、日本の変化を見てみたいと思います。
大陸から人が戻れば2千万人超えが見える。でもコロナ下で準備できていたわけじゃないんで、オーバーツーリズム問題も大きくなるでしょう。人数より金額へ目標をシフトし、ハイエンドの観光に力を入れるのが方向かと。
飲食でも一物二価が成り立ってきたなと感じています。また予約してのno showが多い事からそれに対応できる予約台帳の活用がバックオフィスのデジタル化に繋がる事も。
例えば今のアメリカだと求人もドルも強いので、同じ仕事した時の給料は日本の倍で、更に円安の影響で4割増しみたいな感じだと思います。

例えばアメリカでラーメン食べると15ドルするものが、日本で840円=6ドルと60%も安くなり、しかも味は格段に美味い。そりゃあ日本に行きたくなりますよね。

日本は、言語の不便さを除いても"消費者としてサービスや財を楽しむ側"としては、最高の国だと思います。