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記事の内容が粗いので推測の域を出ませんが、恐らく最先端品ではない半導体メモリの輸出が許可されただけだと思われます。

一言で半導体メモリと言っても色々な種類が存在しています。
大きく分けると電源を切ると情報が消えてしまう揮発性メモリと、情報が消えない不揮発性メモリの2種類です。
さらに、各々のカテゴリにおいても様々な方式のメモリが存在しています。
WDとキオクシアで協業しているのは不揮発性メモリでも皆さんに馴染みの深いNANDフラッシュメモリという種類のメモリになります。
(みなさんがUSBメモリと呼んでいるアレです)

NANDフラッシュメモリはしばらくの間回路線幅の微細化によって容量が向上してきましたが、その構造上回路線幅を数nmオーダーにすることが難しい構造となります。
なお、回路線幅というのは半導体回路における電子の通り道の幅のようなもので、今話題のラピダスは2nmという原子数個分という非常に小さい線幅のプロセスにチャレンジしようとしています。

この状況を打開するため、NANDフラッシュ陣営は回路構造を3次元化する技術を伸ばし、その後の容量増加を支えてきました。
この技術で世界を引っ張っているのがSAMSUNGや東芝です。
WDは元々HDDメーカーだったということもあり、半導体メモリ界隈ではあまり特筆する技術を持っていません。
したがって米当局も「最新技術じゃなければOK」というノリで許可したのではないか、と推察いたしました。

なお、半導体メモリの種類などは下記Wilipediaに説明がありますので併せてご確認いただければと思います。

【参考】半導体メモリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/半導体メモリ
どんな仕様のNANDフラッシュメモリなのかわからないので、どの製品が許可されたのか、知りたいです。同じストレージメーカーのSeagateがHDD輸出で3億ドルの罰金(和解金)命令を受けました。
ただ、WDとキオクシアとは、半導体工場では同じ製品を生産していますが、なぜWDの特定の製品だけが輸出できるのかわかりません。製品仕様と使われ方(使い勝手)の差かもしれません。米国政府とのロビー活動の差かもしれません。
なんかこれだけだとよくわからないニュースです。

ファーウェイが制裁を受けた後も、米国や日本のサプライヤーは許可をとってファーウェイ向けへの販売を継続していました。携帯電話向けの5Gモデム、TSMCの受託製造、グーグルとのスマホソフトウェア契約あたりが止まりましたが、それ以外はだいたい許可が出ていたとみられます。まあ、ファーウェイにモノが売れなくなって困るのは米国企業、日本企業なので。

ただ、昨年の規制強化で、今後は原則許可を出さないという話が出ていました。それが新規に許可が出たとすればサプライズではありますが、そうじゃないならどこらへんが伝えるべき情報になってるのかよくわからないという。
この記事からはまだ詳細はわかりません。エヌビディアは制裁を回避するために性能を落としたAIを中国向けに開発して輸出しています。総じていえば、輸出禁止とすべき先端品とそうでない汎用品の線引きを明確にした結果、WDやクアルコムも汎用品については輸出許可が出た、ということだと思います。
ファーウェイに対する制裁は、これまでの契約の履行に関してであれば、許可を出していた。ただ、それだと制裁の効果がないということで制約が厳しくなったという経緯なので、例外適用が珍しい、というわけではない。
冷戦時代の輸出制限COCOMから、開放的なWTOでグローバル化が進みました。近年は逆に経済安全保障に振り戻していますね。安全保障は大事ですが、国際対立が深まるのが懸念です。
米国が推し進める「対中包囲網」は「対中貿易のメリットを独り占めしたい」のが真相ではないか

https://twitter.com/bci_/status/1667470815993167872
クアルコム (英語: Qualcomm, Inc.、ナスダック: QCOM) は、アメリカの移動体通信の通信技術および半導体の設計開発を行う企業。 ウィキペディア
時価総額
17.8 兆円

業績

インテル(英語: Intel Corporation)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置く半導体素子メーカーである。 ウィキペディア
時価総額
21.6 兆円

業績