テスラが勝利したEV充電巡る戦い
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米国標準と欧州標準の二本立ての構図が、ほぼ確立された印象。SAEとISOに似ている。
(以下、記事中からの引用)
テスラはフォードやGMと手を組んだことで、米国で勝利を収めたも同然に見える。勝利を決定付けたのは、充電器の設置数が多いことと、充電がよりスムーズで安定していることだ。一方で、品質管理や包括的解決策に責任を持つ人がいない、いわゆる「コモンズ(共有地)の悲劇」のような事態も起きている。
独立系充電事業者の淘汰(とうた)は予想されていたことで、テスラによるフォードとGMとの提携はその引き金になるかもしれない。従来型スタンドを運営している石油・ガス会社は、すでに積極的に統合を進めている。英石油大手シェルは、同じくSPACと合併したEV充電網の米ボルタを3月に買収した。
米国で単一の充電規格が標準化されることは、新興のEV業界でおおむね熱烈に歓迎されると思われる。道はまだ半ばだが、行き先がはっきりしたことで、充電にそれほど気をもむことなく運転を続けられるだろう。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません