UBS、政府が最大1兆4000億円の損失引き受けで最終契約締結
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UBSグループは、クレディ・スイス・グループ救済買収から生じ得る損失を90億スイス・フラン(約1兆4000億円)まで政府がカバーする協定に調印したとのこと。
「この合意で、政府が3月にクレディ・スイス破綻を防ぐため仲介した買収への最後の障害の一つが取り除かれた。」
注目のコメント
UBSも自分の株主を抱えているので、
あれだけ急いでクレディスイスを飲み込まされて、その中に毒(想定外のリスク)が入っていたら経営陣が賠償請求訴訟を受けることになります。政府がこのくらいの「保険」をつけるのは当たり前のことでしょう。そもそも、今回の買収は、クレディスイスの破綻から生じるが世界に拡散しないための措置だったはず。日本のバブル崩壊の時、金融庁を含む日本の当局は世界に迷惑をかけないようにあらゆる手を打ってリスクを国内に封じ込めるのに成功しました。今回のスイスの事案では、その点の配慮はまったくなく、AT1債のライト・オフでは(投資家の自己責任ではあるものの)日本も迷惑を被りました。国際世論としては、あれだけ杜撰な仕事をしたスイスが1.4兆円くらい負担するのは当たり前で、今スイス国民が文句を言ったら世界中から袋叩きに合うだろう、というのが、私の感覚です。そもそもスイスの金融当局の評判は、国際的にみて決して高くないということも、ファクトとして申し添えておきます。