会社からの期待値を自覚せよ 目指すは会社人間からの脱却
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“ここで大事なのは、会社を去った人と定期的に連絡をとり続けることです。「最近どう? 今度おもしろいプロジェクトが立ち上がるから戻ってこないか?」”
「転職2.0」「稼ぎ方2.0」著者、村上臣さんのインタビュー記事。複業、兼業、そして転職と働き方の多様性と人材の流動性が活性化してきていると感じます。企業も人材の多様性を新規事業創出やイノベーションに活かせる可能性に注目。官公庁と民間企業との間で、人材が流動的に行き来する仕組みとしてし紹介される「リボルビングドア」も浸透してくることを期待します。一昔前と違って、20代にとって転職は当たり前だと言われている時代。人手不足で採用するのが難しい中で、会社側も優秀な人材を辞めさせないで長く働いてもらうか頭を悩ませています。
村上さんが会社に求めている今回の話は裏を返せば、20代、30代が会社を選ぶ際の軸になります。「プロジェクト単位で働く」「会社が人材へ投資する」。就職先、転職先を選ぶ際に参考になるインタビューです。「平日の時間をすべて会社のために使う」という幻想、重い言葉ですね。
自分の所属する場所を増やす、という文化は学生の中でも広がっています。大学、バイト先での友人だけでなく、興味関心のあるコミュニティを外部に持っている人は少なくないです。それに伴って、新たな出会いを提供するマッチングビジネスが増えているのをみると、現代人にとってその考えは確かに幻想になっていくのかも知れません。
これまで就活で新卒採用の場での人事の働きは見させてもらいました。今後は社会人への人事の働きにも着目してみようと思いました。