トランプ氏「起訴された」＝機密持ち出し、１３日出廷か―口止め料に続き、連邦法では初・米

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注目のコメント

• 前嶋 和弘

  上智大学 総合グローバル学部教授（現代アメリカ政治外交）

  ・2023年06月09日

  3月から4月にかけてのニューヨーク州当局の起訴の際のような大きな支持浮揚につながるかどうか。支持固め程度でもトランプには大きなプラス。共和党支持者がこれで少しでも離れるとすると「流れが変わる」可能性もあり。
  
  連邦法での大統領で有罪となるとすると初めて。例えば大統領の外遊情報の指定解除が遅れることもあるように機密指定解除そのものの基準はあいまいな部分もありますが、トランプが言い続けている「機密指定解除の権限は大統領（前大統領）が指定解除を考えた時点で解除される」が認められるかどうか。
• 津山 恵子

  ニューヨーク在住ジャーナリスト ジャーナリスト

  ・2023年06月09日

  トランプ氏は、ニューヨークの検察当局に起訴されたのに続いて、今度はフロリダ州で、機密文書保持で召喚されて来週出頭する。2つの捜査案件で、有罪になる可能性があるが、24年大統領選の活動は起訴前に増して活発。20年選挙の勝者はトランプだと思う人が寄付をして盛り上がっているため、訴追はトランプにとって「焼け太り」。
  裁判で有罪になり刑務所に行くことにならなければ、この焼け太り悪循環は断ち切れない。
• Kaoru Esther Okamoto

  第4期Student Picker / Agnes Scott College 3年 アメリカ生まれ育ち、昆虫の腸内細菌を研究する学生リサーチャー

  ・2023年06月09日

  ・具体的な告訴の内容についてはまだ公にされていませんが、7つの告訴があるとされています。
  ・これは、トランプ氏が退任時に持ち去った機密文書の扱いや、それを政府が回収しようとした際の妨害行為について、長期間にわたり調査が行われた結果です。
  ・アメリカ史上初めて元大統領が連邦の告訴を受けたという歴史的な出来事です。