国産スマホ、衰退止まらず 大手が撤退、海外勢席巻
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Appleが強い市場であること、その様な市場になった経緯もあるけど、国内が主力なので出荷台数を追うのが難しく、利益率の高いハイエンド価格帯で勝負出来ないのも要因としてあると思います。
FCNTで一番売れていたのは、2万円台に収まる低価格帯(日本基準)。
年間70万台以上売れていた機種があっても、単価が低いので利益は少ない。
富士通時代にハイエンド機を出していた時もあった。
そのハイエンドが苦戦し、低価格帯だけでは続かない。
規模が小さくなるほど、一台あたりのコストも上がる。
悪いサイクルから抜け出せない。
XiaomiとOPPOは、年間1億台以上の出荷台数があり、低〜中価格帯が強い。
中国で苦戦中たが、インドで好調(最近は苦戦気味)。
技術力も高く、研究開発に多額を投資する。
日本市場でシャープ、ソニーが強いのは、積み上げてきたブランドと信頼。
シャープはバックに鴻海グループがある。
そこが崩れない限りは、国内で2位と3位は安泰でしょう。
Samsungが付かず離れず4位に留まれるか。
スマートフォンで大きな利益を出してる企業は、AppleとSamsungだけかもしれない。(Huaweiも気になるが)
Appleは有名。
Samsungは毎年オワコンと言われて、苦戦している印象も強いが、スマートフォン部門で毎年1兆円以上の営業利益を出している。(Note 7の発火があった時でも年間では悪くなかった)
両社に共通するのは、高価格帯が強い点。
2023Q1のデータだと、ハイエンド価格帯(500ドル以上)の上位15機種は、Apple 7、Samsung 6、Xiaomi 1、Huawei 1なっている。
上位2社が圧倒していて、寡占状態にある。(Appleが断トツ)
日本市場は、世界的には少ないローカルが強い国。
ソニーとシャープも含めて、海外の主流からいつまで逃れることが出来るのか。
生き延びれば、スマートフォンの「次」でも国内トップとはなれなくても、今のポジションは守れるかもしれない。
xR関連の技術競争力は、一般が思う以上にあると思うし。
『ハイエンドスマホの世界市場が4.7%増加! 折りたたみスマホはどこまで伸びる? | GetNavi web ゲットナビ -』
https://getnavi.jp/digital/868409/イタリアでAKAI、シャープ、東芝といったブランドが近年どのように売れられているか、先日執筆しました。ご興味のある方はどうぞ。
『あの日本ブランド、変わり果てた姿で発見される』(webCG) https://www.webcg.net/articles/-/48293