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レアルマドリードのビニシウス選手の件もそうですが、スポーツ界にも根強く残る「人種差別」を感じます。

相手チームの2人の選手は、もし加藤選手とベア選手が、欧米の白人の選手だったら、ここまでの猛抗議をしたでしょうか?そして、スーパーバイザーたちは、ビデオの確認をすることもなく、失格に変更するという判断をしたでしょうか?

米国留学時、一般社会で差別を感じることは残念ながら日常でしたが、さらにショックだったのは、自由・平等・人権等について、厳しく考え抜いてきたであろう、同じ学校の学生たちでさえも、アジアやアフリカ系の人間に対して、ときに、差別的な態度を取るというこの世界の現実に、本当に暗澹たる思いがしました。

加藤選手の悔しさが解消されること、そして、人種差別がもたらす苛烈な苦難の歴史を思い、それでも、人々が希望を失わず、少しでもより良い世界が実現することを切望します。

(ボールパーソンが痛い思いをしたことは、もちろんかわいそうでした。)
先日行われた女子ダブルス戦で加藤選手がパートナーであるスチアディ選手がリターンミスした直後に、相手コート側へ軽くボールを打ち込み、その球がボールガールの頭部に直撃。ボールガールは大粒の涙を流し、試合も一時中断。主審は加藤選手に警告を言い渡したが、対戦ペアは納得いかず反論。主審は「危険な行為だった」と判定を覆し、加藤/スチアディ組の失格処分を下す。

同日夜に加藤は自身のツイッターを更新。失格処分に伴う追加制裁が課されたことを明かした。賞金とポイントを没収された加藤選手は処分を不服とし、後日グランドスラム評議会に提訴しました。

この件に関し、往年の女王ナブラチロワさん、ノバク・ジョコビッチが中心になって立ち上げたプロテニス選手協会(PTPA)も加藤選手の失格処分は不当で不公平との声明を出した。

ジョコビッチ選手自身、2020年の全米オープンの男子シングルス4回戦でも同様のケースで失格処分となった経験を持つ。ジョコビッチ選手がポイントが終わった後に、不注意にもボールを線審の喉に打ってしまい失格となった。

加藤選手は、同大会の混合ダブルスで決勝進出に駒を進めています。強く応援しています。