【裏側】ネット史の大事件「Winny」が今さら映画になったワケ
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注目のコメント
そうかぁ、あの映画祭からそんな流れになっていたのね。劇場行く時間はなかなか取れないので動画で特別にみさせてもらいましたが良い映画でした。
P2Pの場合は著作権のコントロールの民主化、さらにそこに情報のコントロールを民主化するRSA暗号鍵を組み合わせて通貨発行権を民主化するビットコインに至るまで、これは国家権力の一部無力化を意味するので、当然国家権力による弾圧が行われます。
そして国家権力の免許によって国家権力の犬となるテレビ局によって国民は洗脳され、象徴となる人が袋叩きにあって吊し上げられます。そして潰れていくわけですが、ついに首謀者を匿名化しその壁を破ったのがビットコインです。
正直最初ビットコイン触ってる時はドキドキしてましたよ。これ大丈夫かなぁ?って。
Winnyは弾圧される可能性はかなり高いと思ってたのでインストールすらしなかったです。ふだん映画はあまり見ないタイプで、『シン・ゴジラ』も『君の名は。』も『鬼滅の刃』も『スラムダンク』も見たことのない私が、『Winny』は去年秋に「来春公開」とリリースされてから、絶対に見なければ!!!と、公開2日目に飛び込みました。
まさかその後、この原稿の依頼が来るとは・・・!!
金子さんがこんなにピュアに開発していたとは知らず、どちらかというと「グレー」であることを自覚して、法の隙間を狙っていたと思い込んでいたんですよね。
勝手に「いわくつき」だと思っていたので、その金子さんをスキャンダルで露出が減っていた東出さんが演じる…という配役に惹かれた“野次馬根性”丸出しで見たのですが、見るとそんなもんじゃありませんでした。
これは全国民に見てほしい…。
熱くなってしまいましたが、Winnyの話題以外のところでは、古橋さんの失敗を恐れず突き進んでいくスピリットに元気づけれらます!Winny、私が10代のころに初めて出会いました。友人のちょっとギークなお兄さんが「これすごいから使ってみな」と教えてくれました(ちなみにNapstarもWinMXもその友人を通じて知りました)。そしてインターネットの世界の底知れぬ深さを実感しました。
一ユーザーとして、金子氏の悲しい結末にも心を痛めた記憶があります。今回の映画は、語り継ぐべき歴史を記録した点で、とても意義深いと思います。