「イージーシーク」、ボロクソ評価を受けた資金調達

2015/3/2
人に感謝される喜び
「イージーシーク」のサービスによって、何年も探していたような古本が簡単に見つかる。ユーザーからは「とても便利だ」と好評でした。
古本屋からも「このサービスを続けてほしい」と好評で、登録件数はどんどん増えていきました。
ヤフーのディレクトリに登録され、雑誌に数多く取り上げられるようになります。
ユーザーもハッピー、古本屋もハッピー、僕らもハッピー。もともとは借金を返すために始めたのですが、人に感謝されるのがうれしい、カネ儲けはそういうサービスをやらないとダメだと思うようになりました。
ただし、この時点では問い合わせ代行をしているだけのボランティアサービスですから、収益はゼロです。
やがて古本屋から「広告を出したい」と依頼が来て、ホームページに広告バナーを張るようになりました。それでも月数十万円程度。
「イージーシーク」のプログラマーたちは、昼間はCSKでサラリーマンをしていたので、幸い生活には困りませんでしたが、早く会社をつくるために、ベンチャーキャピタルを回っていました。
「それ、会社になってないよ」
しかし、まず会ってくれません。まれに会ってくれても反応はひどかった。
「インターネットで探しものができるサービスをしています。トランザクション(取引)が増えているので有望です」
「売上いくら?」
「広告費数十万円ほど」
「それ、会社になってないよ。おとといきやがれ!」
もうボロクソにけなされます。