自動運転車に“音”で攻撃 存在しない停止標識などを見せる 中国の研究者らが開発
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論文読むとカメラ自体を振動させて取得画像をぼやけさせることで誤検知させているようですね。
https://www.usenix.org/system/files/sec23summer_123-zhu-prepub.pdf
本質的には取得画像がぼけてしまうと認識性能に影響を与えてしまうケースがあり、良く議論される電気信号を改ざんするような攻撃以外に、そもそものカメラに対する物理的攻撃も考慮しないといけない、ってことだと理解しました。恐ろしい軍事技術。無人装甲車に対抗できますし、テロには即座に使えてしまいます。
技術的には、画像認識に対する誤検知を誘発する攻撃です。見えないノイズを加えて騙せることは分かっています。
ただし、「車載カメラに外部からの音響で見えないモノを見せる攻撃」が分かりません。こんなことが本当に出来るのでしょうか?スピーカーアレイで一点集中の振動をカメラに与えることはできるかもしれませんが、幻影は見せられ無さそうです。