デンソー燃料ポンプリコール再拡大、ホンダとダイハツが解決できない訳
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デンソーに問い合わせてもサプライヤーとしてコメントを出しません。五月雨で市場措置を発表する組立メーカーは、コストに加えてディーラーの修理対応能力に限界があるため、一度に発表できないのではないかと危惧します。
行政の介入が必要かも知れません。
追補。
昨日、国交省自動車局の審査リコール課長と本件を話しました。インペラ欠陥については「もっと迅速な対応をすべきではないか」と伝えておきました。
夜にはあるメーカー関係者とも話しました。ポンプが「デンソー製」であることは相変わらず認めませんが、改修作業でディーラーのサービスが振り回されることのないよう話しておきました。
デンソー広報部からコメントをもらいました。
結局、トラブルの核心には言及しません。「ユーザー不在」ですね。
大変申し訳ございませんが、リコールはカーメーカー様のご判断により実施されるものであることから、当社は回答する立場にないことをお伝えさせていただきます。
【当社コメント】
当社の品質問題に対し、多大なるご迷惑・ご心配をおかけしているユーザー様、OEMのお客様に深くお詫び申し上げます。
OEM様と共に、真摯に対応をしております。
当社では2020年度よりReborn21と題した変革活動において「品質の再出発」をスローガンに掲げ、全社一丸で知識・意識・風土の改革に取り組んできました。
これからも引き続き、品質こそが私たちの生命線であり、デンソーの原点であるということを忘れずに、事業活動に取り組む所存です。
注目のコメント
素人目に
デンソーとの補償負担割合で揉めてたんじゃないかとも思う
その辺りが決まらないとなかなかリコール公表できない
元々悪いのは低品質な燃料ポンプを製造したデンソーなわけで、そのデンソーもどのロットが不良なのかなどの情報があやふやだったのだろう
ダイハツ、ホンダがデンソーにエビデンスを突きつけて対応するのが後手に回ってしまったのはもちろん良くないが、重要とは言え枯れた技術である燃料ポンプに対してその劣化具合や中身までバラして解析する様なことはなかなかしない気がするXtechの記事をちゃんと読んでみました。まさに「プラスチック部品の恐ろしさ」ってやつ。確かに「成形するときの条件の違いで」プラスチック成形品の性質が若干変化する、ってのは「あり得る」し、今回のリコールの原因になった可能性は否定できないと思います。
内外装とかではなく、「機能部品」なので、その品質は、より厳しく管理されてたはずだと思うのですが(個人的にはやりたくない、って思うくらい、です)。
また、こういう話があったりするので、分かっていてもなかなか「リサイクルを入れるのに二の足踏んでしまう(品質上何が起こるか分からない)」、なんてことがあるのだと理解していただければ幸いですね(笑)。
これに関しては「どういうふうに条件振ったら不具合になるのか」もよく分かってないのかも。素材も比較的最近できてきたPPSだと言うし(これ、成形自体「結構難しい代物」です)。現場で「条件ちょっといらう」くらいのことは普通にやるし。追っかけるのですら容易ではないと思います。