デモで拘束者１００人超　ナワリヌイ氏釈放訴える―ロシア

息子さんの不祥事を議論している場合ではない。

この国では、不肖の息子がどーしたこーしたで、メディアが騒いでいる。けれどこんな記事を読むにつけ、この国の重要案件については「放ったらかし」状態であることに、危機感を感じる。

原発再稼働、耐用年数の延長、辺野古、福島第一原発の処理、難民問題、格差社会、防衛費の増額、そしてその財源と社会保障。

命がけでデモを行うロシアの方々は、まさに「止むに止まれず」の行動なのだろう。命を賭けても「どうにかしなければ」という気持ちで溢れているのだろう。でも、本当はこの国だって、それに近い状況に陥っているのではないか。「茹でガエル」のように「麻痺した国民」になってはいけない。